NHK宮城県のニュース　仙台放送局

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仙台市の仮設住宅４０４戸余る

プレハブの仮設住宅７００戸近くが空室になっている仙台市で、入居を希望する被災者の最後の募集が行われましたが、申し込みが少なく、およそ４００戸が空室のまま余ることになりました。
仙台市では、プレハブの仮設住宅およそ１５００戸を用意して希望者を募集しましたが、これまでに入居が決まったのは全体の半分余りで６８９戸が空室になっています。
このため仙台市は、今月１９日を期限に最後となる第３次の募集を行いましたが、申し込みは２８５件にとどまり４０４戸が余ることになりました。
プレハブの仮設住宅が大量に余った背景には、民間の賃貸住宅を仮設住宅に指定して家賃を宮城県が負担する制度が取り入れられたことがあり、こちらの申し込みの件数は、仙台市の予想を大きく上回っておよそ８３００件にのぼっています。
仙台市は「被災者の仮の住まいを早く用意するという最大の目的は達成できた」として、今後、余ったプレハブの仮設住宅をどう活用するか検討することにしています。

07月23日　09時13分

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