|
2011年7月22日(金) 18:30 |
|
|
岡山の塗料会社が熱遮る新技術
大震災以降、西日本でも節電への意識が高まっていて、エアコンを控えて、部屋の中で熱中症にかかる人も増えているといいます。 そんな中、岡山市にある塗装会社の、熱を遮る新しい技術が、注目を集めています。
節電に関心が集まる今年の夏。 岡山市南区にある塗装会社が注目したのは、「窓ガラス」です。 震災をきっかけに、塗装の分野で簡単に節電につながる仕組みはできないかと考え、太陽光が差し込んで室内の温度を上げる「窓」に着目。 特殊な塗料の販売メーカーと協力して、窓ガラスの遮熱塗装事業をスタートさせました。 ガラスコート剤を窓ガラスの内側から塗ることで、室内の温度を2、3度下げる効果があり、冷房費の削減にも繋がるというのです。 料金は、1平方メートルあたり、1万3000円から1万5000円かかりますが、効果は10年程度は続くということです。 コーティングをすると、熱や紫外線をカットすることができる塗料。 部屋の内側から塗れるため、施工も簡単だといいます。 「窓ガラス」に塗るだけで、室内温度を下げる技術。 さらに幅広い分野での応用も期待できそうです。
|
|