2011年 7月 22日
岡山市議会 議会改革へ議論
議会基本条例の制定や休日議会など議会改革について検討する会議の初会合が岡山市議会で開かれました。初会合には岡山市議会の6つの会派から12人が出席しました。会議は、議員定数、議員報酬、政務調査費を除く議会改革について検討するもので議長の諮問機関として設置されました。初会合ではコスト削減のため去年試験的に中止した11月議会での代表質問を今後どうするかや凍結中の海外視察について話し合われ、出席した議員からは、「チェック機能を果たすためにも代表質問は必要」「必要な視察はするべきだが目的をはっきりすべきだ」などの意見が出されていました。会議では今後、本会議での1問1答制やインターネット中継の導入などについて検討することにしています。

倉敷のスーパー汚染疑いの肉販売
放射性セシウムに汚染された稲ワラを食べた疑いのある新潟県産の牛肉が倉敷市内のスーパーで販売されていたことが分かりました。販売されていたのは倉敷市のニシナフードバスケット児島下の町店と児島柳田店です。倉敷市保健所によりますとこの2つの店舗では放射性セシウムに汚染された稲ワラをたべた疑いのある新潟県産の牛肉60.4キロが今月14日から販売されていました。肉の個体識別番号から市民が新潟県に問い合わせて分かったもので、これまでに回収した牛肉2パック348グラムは検査のため新潟県に送付したということです。ニシナでは商品の回収を呼びかけていますが倉敷市保健所では「数回食べても健康上問題ない」と話しています。

汚染疑いの静岡産牛肉香川に入荷
一方、香川県でも静岡県から出荷された同様の牛肉が県内のスーパーに入荷し、一部が販売されていたことがわかりました。香川県によりますと放射性セシウムに汚染された稲わらを食べた疑いがあり静岡県から出荷された148頭の牛のうち5頭の肉約140キロがスーパーマルナカのパワーシティ善通寺店など県内5店に入荷していました。このうち栗林南店と郡家店では牛肉を店内に保管したままでしたが、残りの3店では5月と今月に約50キロが販売されていました。県では、5頭のうち3頭の肉を検査したところ放射性セシウムは国の暫定基準値を下回っていました。県やマルナカでは問題の牛肉を保管していた場合回収に協力してほしいと呼びかけています。