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【大リーグ】

松井500号“難産”に指揮官反省 「交流戦で守らせすぎたかな…」

2011年7月23日 紙面から

 【ニューヨーク=ジョン・シェイ】アスレチックスのボブ・メルビン監督代行=写真(AP)=が21日、松井の日米500号到達に1カ月以上かかったことに対して“反省の弁”を口にした。499号は6月16日で、松井は同21〜26日の交流戦の敵地6連戦のうち5試合に左翼で先発フル出場(左翼守備は今季9試合)。指揮官は「交流戦で松井を守らせすぎたかな。特にメッツ戦(21・22日)、フィリーズ戦(24〜26日)。彼はしっかり準備していてくれたが、ちょっとやりすぎたかもしれない」と気に病んでいたのだ。

 この6連戦中は、打率2割2分2厘(18打数4安打)で、打点も犠飛による1打点のみ。6月8日に就任した指揮官にとっては、貧打線の中心として起用せざるを得なかったという事情もあるが、松井は「そんな考え方もあるかもしれないが、守って打率が落ちることはやはり受け入れられない。(監督代行よりも)自分の責任」と指揮官の考えを否定した。

 昨季エンゼルスで松井とプレーし、ゲレン前監督と衝突した中継ぎ左腕フエンテスも「前監督のとき、あまり起用されないときも、松井は不満を漏らしたことがない。言葉はいらない。見習うべき男だ」と“背中で引っ張る”55番に敬意を表した。22日からは古巣ヤンキースとの3連戦。ベテランの完全復活を、首脳陣も、チームメートも待ち望んでいる。 (サンフランシスコクロニクル紙記者)

 

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