【Sports Watch】なでしこ関連ツイートでまたもや騒動勃発

20日、なでしこジャパンメンバー・熊谷紗希が、参加した合コンの相手方の大学生により、宴会の模様がツイッター上で実況中継され、大騒動に。翌日の夜になって熊谷が自らのツイッターで謝罪をするに至った。

良くも悪くも、なでしこジャパンに関する話題に日本中が過敏になっているなか、今後は、大手マネジメント会社の社長が、なでしこジャパンに関するツイートを行うと、その発言内容に疑問の声が集まり、ちょっとした騒ぎになった。

スポーツ選手やアーティストのマネジメントを行うサニーサイドアップ・次原悦子社長は、なでしこジャパンの優勝に沸く18日、自身のツイッター上で「資生堂には次のツバキの広告には是非ナデシコを起用して欲しい。まさに彼女達こそ日本を代表する女だもの！」と呟き、フォロワーからは「大賛成」「素晴らしい」などと同調する声があがっていた。

しかし、20日になると様相が一変。「過去なでしこ選手数人からのマネジメント依頼をお断りした嫌な私。今更契約をなんて言わない。だけど今が選手にとって一番大切な時。プロのマネージャー、広報スタッフを五輪終了まで無償で派遣します。支援金は出せないけれど私達にしか出来ない支援。希望されるチーム、選手はご連絡下さい。」と、なぜか上から目線で関係者に呼びかけたのだ。

これには、ツイッター上でも「どう捉えればいいのか」「大変だったのに金にならないから見捨てたんですね。そして今は金になるから近寄るんですね」「これはヒド過ぎだろー。でも、節操なさすぎくらいじゃないとお金持ちになれないよね」「なでしこの人気に当て込むな(笑) 」といった批判が噴出。この発言を取り上げた掲示板上でも、「投資してないのに回収だけしようとすんなよ」「五輪終了までってのがまたえげつないわｗｗｗ」「痛い目に合わされたから依頼断って今になって手のひら返したのかｗ」といった声が寄せられる。

これには、次原社長も「弊社は2006から2年間なでしこリーグのスポンサー代理店でした。契約途中でメインスポンサーの経営が悪化して結局はうちが支払った。あの時代のなでしこがどれだけ大変だったのかはあなたより分かっているつもりよっ」「酔っ払ったついでに言わせて頂くわ。匿名で私をクズと呼ぶあなた。17歳からこの世界で生きてる私を舐めてもらっちゃ困るわ。マジに文句があるなら正々堂々弊社に来られるなり、極真会館恵比寿道場一撃でお会いしましょう。お付き合いいたしますわ。ほほほ」と匿名のユーザに反論。一連のやりとりの最後には、「炎上騒ぎお騒がせしました。文句のある方は沢山いるでしょうが、きっと私の本質は何言われても変わらないと思います」と語った。

確かに、騒動の発端となった次原社長のツイートでは、その“本質といわれる部分”が伝わり難く、批判対象になった。それでも、日本列島に歓喜をもたらしたなでしこジャパンや同リーグに集まる注目や支援が、ブームの終了とともに、一気に低下する懸念は拭えない。体を張って努力を続ける選手や関係者にとっても、サニーサイドアップ社のサポートは心強いことだろう。次原社長には、是非とも対等な立場から、その手腕を発揮してほしい。

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