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平成の「悪党」はこう作られた

「安全デマ」を流す御用学者、原発関係者を東京地検に一斉告発

BLOGOS編集部

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「安全デマ」を流す御用学者、原発関係者を東京地検に一斉告発

Q:放射能の正しい怖がり方は?福島を中心とした被曝の差別がある。これをなくすにはどうしたらいいか。


放射能の医学的な危険性を語り始めた時、はじめにクレームを言ってきたのは被曝2世でした。それは深刻な話でした。お互いに大変つらかったです。でも理解をしなければいけない。最終的には分かっていただけました。私の言っているのは医学問題です。これを福島の人の前で離すのは大変勇気のいることです。でも、事実を隠すほうがもっと悪いんです。医学で大事なことは予防することなんです。治すことはその次なんです。本当に大事なのは数値ではなく、どうやったら予防医学で被害をなくすかという事なんです。

Q:東京都が100万kwほどの発電所を作ると発表しました。今後、ガスタービンが一番有効なのでしょうか?


広瀬:一言では言えませんが、今短期的に言えるのは、停電を起こさないために何をするかいうことです。中期的にガスタービンは電力会社が進めることですが、電力会社が今すぐ出来る事は、日本全土6000万Kwの自家発電分を買うことです。それで停電は100%起こりません。皆さんに節電を呼びかけているのは、送電線網を開放することによって、地域独占が崩れるのを恐れているだけなんです。電力を買わないで、節電を要請するという傲慢なことをやっているんです。彼らがやっていることはもう電力会社じゃない、彼らの仕事は電力を調達し供給すること。もう「東京停電」「関西停電」と呼べばいいんです。もしトヨタがうちには売る車がありませんって言ったらアホでしょ?東京電力がやってることがそれなんです。プロとして一番恥ずかしいことを公言して、それをマスメディアが煽ってるんです。日本人はみんなアホです。原発は昔から全部止めても何も起こらないんです。電気を皆さんに供給しなければいけないから公益事業なんです。それを彼らは放棄しているんです。

Q:どうして地震国の日本が原発大国になったのか


広瀬:一言では答えられないが、原子力の推進細胞がいろいろなレベルである。



政府や官僚は核開発をしたい。ただ金儲けをしたい連中もいる。ゼネコンなんかはそう。原子炉メーカー御三家では、三菱重工業が軍需産業・宇宙開発で核開発したいが、日立、東芝にそういう動きは見られない。自治体はお金をくれくれと言う。いろいろ絡み合ってるんです。これは原子力村なんてもんじゃない。シンジケートです。


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