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【社会】

民間に牛肉の検査依頼急増 消費者やスーパーから

2011年7月21日 09時06分

 機器を使った農産物の放射線量検査=6月30日、大阪府枚方市

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 本当にこの牛肉は大丈夫なのか―。放射性セシウムで汚染された疑いのある牛肉が全国に流通する中、消費者やスーパーから放射線量の自主的な検査依頼が民間の機関に急増している。検査は国や自治体も実施しているが、機器や人員が足りない状態。多額の費用を掛けて検査機器を自前で購入する生協も現れた。

 「このカレーの肉は安全か」「スーパーで買った肉を調べたい」。横浜市にある民間検査機関「同位体研究所」には汚染牛問題の発覚後、牛肉の検査依頼が急増した。電話などの問い合わせは20日までに150件超。牛肉のサンプルは既に全国から数十個届けられた。

(共同)
 

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