2011年7月22日 (金)

哀愁の薄利多売(7月21日)

なぜか「うなぎを食べたくなる」という土用丑の日である。ただ台風の影響残り、涼しいし朝から小雨。厳しいかと思いきや、準備のまっただ中にある10時から「食べられますか?」。こんな状況でよければ、と聞いてみたら「いいです」。目一杯詰めて12人という狭い店とあってノレンを出さないウチ満員。

とはいえうなぎは作り貯めも効かない。板前さん一人なので割く量に限りがある。前の晩から準備した分は14時に売り切れ。「もう少しやりましょう」と気合いを入れ直すも、16時に再開し、1時間もしないうちに売り切れ。昨年は14時で閉店したけれど、今年は1時間だけ営業時間を延ばせた。

本来ならこの機会に儲ける、というセンスが無いとダメなんだろう。されどジイサンの時代から「丑の日はお祭り」。いろんな人にうなぎを食べて貰いたい、とい言っていた。イマドキに言えば「販促活動」になるということ。そのDNAを引き継いでしまったらしく、むしろ普段より安い値付けでございます。

さすがにランチはお休みしましたけど‥‥。今やうなぎの価格は高騰し、高い。そこにもってきて丑の日を高くしたら、さらに高く感じてしまうことだろう。そこで高騰前の価格くらいに設定。加えて入ってきたうなぎは驚くほど高品質。多少あわただしい店内だったけれど、納得のいくうなぎを出せました。

お店閉めて計算したら愕然とす! うなぎの仕入れ代金や人件費など計算すると、利益率極めて超低い! 販促活動だと思えばいいか。というか、これだけお客様が多いと「うなぎ文化って依然として根強いのね」と嬉しくなります。安くなれば普段ももっと食べて貰えるのに、と感じた次第。

さすがに疲れ、帰宅するなりTV見ながら沈没であります。

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2011年7月21日 (木)

遅刻か!(7月20日)

「8時30分に始まります」というCT誌の取材なのだけれど、起きたら7時55分。目的地は埼玉県和光市。飛び起きてシャワー浴びてクルマに乗ると幸い道路が順調に流れている。8時28分に到着しました。試乗するのはフィットの電気自動車とインスパイアのプラグインハイブリッド。

このウチ、電気自動車は書くべき点無し。2012年に発売予定だとアナウンスされているけれど、ごく普通の電気自動車です。後出しジャンケンて特徴のないクルマを売るつもりなのだろうか? しかもホンダの場合、電池(東芝とのこと)を安く入手できないという決定的なハンデを持つ。

驚いたのは開発陣に今や普通になった「電費」という概念が無かったこと。三菱自動車など2008年の時点で「電費」という評価項目を持っていた。普通のクルマで燃費が大切なように、電気自動車は電費で性能を語られる。なのに「電費はどのくらいですか?」と聞いたら、解らないそうな。

電力消費量などはキチンと解っているけれど、そらもうエンジンの燃料消費率のようなモノでユーザーとの「共通言語」じゃない。電気自動車に関しては今週中にECOカーアジアで紹介するけれど「ハズし」気味かと。一方、プラグインハイブリッドは予想以上にスンバラしかった! これは今日のECOカージアで。

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そうそう。矢印のUターン禁止だけれど、上のような交差点がありました。直進と左折は「赤信号+直進と左折方向の矢印」。右折は「赤信号+右矢印」。しかし! 信号の横に時間指定のUターン禁止カンバンが。その時間帯以外はUターンしていい、と解釈出来ます。でこの場合、Uターン出来ない。

終了後、明日は土用丑の日なので準備のため中野へ。されど天気が不安。半徹夜で仕込んだのに売れなかったら「どひゃ~!」。台風で土砂降りだったらオシマイでがんす。風も強かったら厳しい。

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2011年7月20日 (水)

台風接近(7月19日)

なでしこジャパンはルフトハンザだった。なんで? 成田空港のロビーに出てきた選手やスタッフの荷物を見て「ありゃま!」。アイスボックスとか三角コーンとかカートに載せてるんだもの。恵まれている男子と全く違う。もう徹底的に素敵です。この「良い感じ」のまま行ってほしい。

台風が接近しているものの今日一杯何とかなるだろう、と箱根で行われているデミオの試乗会へ。行きはヨイヨイ、でございました。激しく降る時間帯あるものの、せいぜい5分程度の”波”。しかし試乗中にどんどん雨の間隔が狭くなり、しかも降っている時間も延びていく。こら早く帰らなくちゃ。

されど開発陣と話し込んでしまい、出たのは15時40分。芦ノ湖に沿った道を走っていると、もはや左右の道路端が川! やがて遠くに白い盛り上がりが見えてきた。なんだありゃ? と思いつつ接近すると、なぜか道路上に水が噴き出している。マンホール抜けたか? ココに突っ込んだらスンゴイことになりそう。

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1,5mくらいの水柱

下の写真は右に曲がると箱根プリンスという交差点。これまた道路の上をけっこうな量の水が流れていく。こういう水、ドロ混じりになってくると、やがて土砂崩れになると言われてます。とりあえず透き通った水なので心配ない? しかし! 箱根の旧街道に入ったら、ソコココに土混じりの水が。

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右に下りていく道は浅い川の状態

雨量もハンパない。ワイパー高速でも十分な視界を確保出来ないほど。この調子で降り続けば箱根に被害出ると思う。水がないこともある『お玉ヶ池』は行きに見たときよりハッキリ水量増えている。一杯になったらどうなるんだろ? ビクビクしながら箱根新道の須雲川ICまで行ったら、ここから上はすでに通行止め。

というかラジオを聞いているとターンパイクしか通れなくなっているようだ。大きな土砂崩れなど発生しないことを願う。このまま雨が降り続くと明日の試乗会は中止か? 小田原厚木道路で驚く光景を見た。取り締まりが終わって走り出したパトカーを白い旧型ベンツS55がブチ抜くじゃありませんか。

すると当然ながらパトカーは赤灯ピカピカ。捕まるでしょう、と思いきや、赤灯を止めそのまま行かせてしまいました。???? 神奈川県警そらないだろう。

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2011年7月19日 (火)

佐々木監督(7月18日)

振り返って見ると なでしこ のコトが余程気になっていたのだろう。ツイッターをチェックしてみたら、17日前から「応援しに行きたい」と書いている。ドイツの滞在を少し延ばせばよかったかな、と反省しきり。菅さんがなでしこの粘りに感銘し「自分も!」みたいな雰囲気になっている気がしてならない。

昼過ぎ、移動中にTBSを聞いていたら、恵というキャスターが なでしこ の佐々木監督に電話インタビューしようとしていた。現地は朝5時。果たして第一声から充実した般若湯修行の素晴らしい仕上がりぶりを匂わせる。よくこんな状態の人を生のTV番組に出すな~、とディレククターの度胸に感心しきり。

スポーツをやったことがあり、目標を達成した時の炸裂ぶりを知っている人は、世界一になった夜がスンゴイ状態だと言うことなど容易に予想できる。WRC終わった日の夜なんかカラオケ屋さんの廊下を自転車走ってますから。案の定、佐々木監督は酔っぱらいのヲジサンになってました。クルマの中で笑った笑った!

シラフの時はマジメそうな人なので、後でTVの録画見て「やっちまった!」かと。それにしても恵というキャスターの「勝てるかと思ってましたか?」という超陳腐な質問に対し「勝てると思わねぇで監督なんかやってられるかよ~」と答えたの、素敵でした。多くの国民は佐々木機監督の気持ちがよ~く理解できます。

厳しいうなぎ屋修行終わった後『コクリコ坂から』を見に行く。団塊の世代にとっちゃ辛抱タマラナイ「懐かしい風景」なんだけれど、もう少し画の枚数を増やしてくれないと厳しい。滑らかに動く『風の谷のナウシカ』や『ととろ』と同じプロダクションの作品と思えぬ。TVマンガと同レベルです。明らかに手抜き。

スタジオジブリの作品は一作ごとに質が落ちていく。日本を代表する文化だと思っているだけに残念でならない。コクリコ坂は海外どころか日本でも厳しい評価を受けるだろう。『紅の豚』のような宮崎駿監督の力作に期待します。紅の豚、JALの機内で見たのだけれど、始まった瞬間から美しい絵に感動しちゃいましたから。

100mを12秒以内で走るには才能が必要。普通の人がどんなに努力しても無理だ。「努力すれば何でも出来る!」という団塊の世代の価値観は、時として人に厳しい。本人が気づかなければ(普通は解るけれど団塊ジュニアは可能性を信じる傾向)誰か引導を渡してやらなければならないと思う。

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2011年7月18日 (月)

大金星(7月17日)

朝、TVに自民党の山本一太議員が出ており「原発を廃止するなら綿密な理論を構築しなければ納得できない」と言っていた。う~ん! 原発を作る際、そんな綿密な理論なんかあったっけ? まず原発を作る、ということがあって、強引に持っていったんでしょ。自民党はナニも変わっていないのね、と失望す。

お昼にバイトに来ていた20歳の女の子と男の子の会話。「だんご三兄弟の人が死亡事故を起こしたよ。クルマになんか絶対乗らない」。「知り合いが教習所をやってるんだって。安く免許取れるらしいよ」。「ほんと? 私も取りたい」。全く会話に付いていけず。若い人は免許に憧れ、クルマを嫌ってるようだ。

夏場の3ヶ月しか儲からないと言われるうなぎ屋だけあり、確かに売れる。ただ今年は仕入れが高く、値上げもしてないため利益率超低い。しかも予想以上に売れたため仕入れが追いつかず今日は17時で売り切れ。売り上げの半分を棒に振った。困ったことに丑の日は大型台風襲来予報。大ピンチです。

深夜というか早朝、女子サッカーの決勝戦を見る。決勝戦に限らず、日本チームを見ると屈託無く、ノビノビと楽しそうに、それでいて真剣に最後まで諦めずにプレーしてます。本当にサッカーが好きなんだろう。だらこそ過酷な練習だって耐えられる。スポーツの原点ですね。努力の度合いは結果になる。

団塊の世代が作り上げた「絶対評価」(頑張ればエラい)って、人の共感を得られない。「好きにやってれば」です。されど「相対評価」(結果を重視)は人の気持ちを強く掴む。日本の低迷は行き過ぎた絶対評価にあるんだと考えます。最も素晴らしい文化は、絶対評価の追求による相対評価かと。

すなわち「頑張れば負けてもいい」や「競争を強制されて結果を残すこと」でなく、「自分の頑張りによって素晴らしい結果を出すこと」。結果は自分に対してのゴホウビやエネルギーになる。果たして自分が出来ることって何だ? 「書くのが数少ない取り柄」だから、そいつを愚直に追求するしかありません。

数日前、米不足の可能性出てきた、と紹介した。共同通信によれば「2011年度の備蓄米の買い入れが目標の20万トンに対し7万トンしかない」。このままだと目標を100万トンを大きく下回ることだろう。凶作の情報流れれば、あっという間に品不足になることを意味している。今から準備をしたい。

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2011年7月17日 (日)

事故処理(7月16日)

練馬の最高気温35,7度(道路の上は40度を突破してる)。しかも太陽ジリジリの中、電気自動車に乗ってみた。エアコンは最小必要限度に抑える。皆さんどう考えますか? おそらく「電力消費量多いでしょう!」と考えるに違いない。結論から書くと、チョイ乗りしたのに7km/kWhでありました。

私は自然にECO足になってしまうため普通の人より若干良いと思うけれど、それでも気合いは入れてないので10%差くらいかと。きっと東京都内でも6km/kWhくらい走ると思う。満充電しておけば4kWhの心理的リザーブを残して120km。必要にして十分でありましょう。夏場は相当イケると確信を持った。

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この後、電池温度計が初めて7つになった

ちなみに昨日はピーカンの中、お店で使う物資を購入すべく外環で三郷のコストコまで往復した。その時の電費が上の写真。これまた外気温35度の中、エアコンを掛けた状態。何と10km/kWh以上走っている。金曜日なのにコストコ混んでいるのに驚く。お父さん達の姿も多い。金曜休みの会社、多いのね。

それよりマイッたのが、昨日からどこも大渋滞していること。リーマンショック以降、東京都内の渋滞は目立って減っていた。なのに混んでるの何の! しかもヘタなドライバーが増えたため事故も多い。速度低いため深刻なダメージこそ少ないものの、警察を呼べば遠慮なしに交通の流れを阻害する。

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1車線潰れただけなのに、ここをアタマに超ノロノロ

事故処理をもう少しスムーズに出来ないモンだろうか? 数万円単位の物損事故で渋滞10kmとなれば、経済的な損失はその何千倍にもなってしまう。このあたりのナンセンスさが警察には理解できないらしい。全車にドライブレコーダーの義務づけをし、事故が起きたらそいつで検証すればいい。

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2011年7月16日 (土)

越前屋(7月15日)

時代劇に出てくる「代官と結託してる悪徳商人」といえば、「何屋」を想像するだろうか? こう書くと、たいてい「どんな地名を付けても、お主もなかなかワルよのぅになるじゃないの」と思うかもしれない。面白いことにそうでもなかったりするのだ。例えば『越前屋』。こらもう多くの人が「ワルよのぅ」かと。

しかし隣の「越中屋」になるとワルくない感じ。その北に位置する「越後屋」もワルっぽくなるけれど越前屋ほどじゃない。「丹後屋」は相当ワルい雰囲気漂いものの、「丹波屋」になると大いに和らぐ。「安岐屋」や「伊予屋」に至っちゃワルのイメージすらなし。「三河屋」になると身近な商店です。

関東地方だと「相模屋」と「武蔵屋」が悪い感じ。「どれも時代劇や小説が作ったイメージでしょ」というニオイするも、共通するのは北前船の寄港地であったり、高価に売れる名産物の産地だったり、圧政のあった地域だったりする。つまり支配者階級に利権あった、ということです。

原発について「廃止は絶対困る!」と言い張る越前の代官、いや、福井県知事を見ていてふと思った。ムカシも今も、権益に群がる人達がいる地域は後世に名を残す(悪い意味で)ということなのかもしれません。そういや原発を受け入れているのは以下の通り。ムカシの地名に「屋」を付けてみました。

「松前屋」(泊)
「陸奥屋」(東通)
「陸前屋」(女川)
「磐城屋」(福島)
「常陸屋」(東海)
「越後屋」(刈羽)
「加賀屋」(志賀)
「越前屋」(敦賀原発群)
「駿河屋」(浜岡)
「出雲屋」(島根)
「伊予屋」(伊方)
「肥前屋」(玄海)
「薩摩屋」(川内)

伊方屋と肥前屋、薩摩屋って悪いイメージ無し。これの地域は優れた人材を多数輩出している。例えば伊予の国は私が尊敬する秋山兄弟や、世界で最初に飛行機を作った二宮忠八、多数の文化人を生んだ土地柄。薩摩の国の勇ましさについちゃ説明するまでもない。今や疲弊し、プライドを失ったか?

もし原発を稼働させ続ける、というなら、事故が発生した際に「放射能が漏れていても突入するチーム」の用意を必須事項にするべきだ。事故起きたら突然「安全第一」になられたんじゃ周囲がたまらない。自衛隊や消防だって迷惑。「それは無理」というなら、人間の手に負えない物は止めた方がいい。

「さすが」と表現したらいいのか、越前屋の地域には日本の原発の4分の1にあたる13機もの原発が連なる。「もんじゅ」のような暴れん坊までいたりして。ワルい代官とナントカ屋に踊らされるのは時代劇だけで十分です。現世には水戸黄門も暴れん坊将軍もいないので解決できません。

TOPの推奨リンクに「正岡貞雄大兄」を追加させて頂いた。私がベストカーガイド編集部に居たときの編集局長であり、ベストモータリングでもお馴染み。御歳70を突破し、突如ブログを始められた。さすがに骨太の内容でございます。存在感バリバリ。現在ベスモについて語ってます。

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2011年7月15日 (金)

木原さんの便り2(7月14日)

タコを喰ってやろうと思ったけれど、なでしこジャパン強かった! 川澄選手の最初のボレーは小学生のサッカーみたいで大喜びの後、大笑いしたものの、ダメ押しとなった3点目のループ、芸術的でした。私はループシュート好きなのだけれど、これほど気持ちよかった一発はないです。

続いて木原さんからのメールその2。前回が好評だったので、本日頂いたメールも紹介しちゃいます。木原さんの文章、味わい深いですね~。

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こんにちは、再び木原でございます。ブログで紹介していただいたので、アメリカの道路事情ももっと知っていただこうと通勤道路の写真を撮ってきました。バイクレーンは基本的にはずーっとあるのですが、ときどき不意になくなったりします。

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また路面もときどき割れていたり凹んでいたりするので、飛ばして走る場合は路面をあらかじめ知っていないと痛い目にあいます。ワタシもすっかり通勤路面スペシャリストになりました。

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また写真にあるように制限速度が高めなので、自分の横をクルマが飛ばしていくのに慣れないといけません。基本的にクルマは駐車時以外にはバイクレーンに入ったり停まったりできませんが、線が点々になっているところは右折のためにクルマ進入可能です。こういうところは気をつけて走っております。

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さて昨日はすっかり遅くなってしまいました。ご覧のように基本は街灯なんてないですし、自転車のヘッドライトなんてタカが知れてるので、道はほとんど真っ暗です。こんな状況でちょっと速く走っていると障害物を器用に避けて走るなんて芸当は無理です。

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「路面を知っていると助かるなー」と思いながら激坂#1の下りにさしかかったとき(#9303のところです。ここから先に海まで一気に下る)、通勤路面スペシャリスト+電動高速バイクをブチ抜いていく自転車がいるではないですか! しかもヤツはヘッドライト無し!

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それどころか抜いたあとでがんがん引き離しにかかっております! 辺りは真っ暗。月灯りすらなし! ワタシは常々思うのですが、欧米人の青い目は暗い中で我々よりも良く見えているに違いありません。じゃないとこのヒトは無謀以外の何物でもないからです。

そう考えるとこちらの住宅って、家の中の照明は常に暗いです。そもそも天井に電気を付けるような電源が来ていません。会社だって、遅くまで残って仕事する人を見ると、「あ、いたの!?」っていうくらい暗がりの中で仕事している。

対照的に日本人駐在員はみんな「灯り灯り」と灯りを求めて電気を点けまくっています。お陰で家は電灯屋敷みたいになってしまいます。

話がどんどん脱線してしまいますので戻って。

ということで路面スペシャリストよりも強い青い目に微妙に引き離されながら激坂を下りましたが、そこで大人なワタクシは「そんなに飛ばしてもメリットなし。見えないし。」と負け犬を決め込み、夜の道路をのんびりと安全に帰宅したのでありました。

またしても思いつきのメールで失礼しました。

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ムスコに貸していたホーネット(250ccの4気筒)が戻ってきたので中野までの往復に使うことに。されどヤツは”ほぼ”青空駐車だったらしい。しかもコケてタンクが凹んでいる。ハンドルも曲がっていた。シコシコ直しましょう。それにしてもホーネット楽しい! 世界最高の250ccだと思う。

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2011年7月14日 (木)

今年は米不足?(7月13日)

菅さんが突如「原発廃止」を言い始めた。これに乗っかる人は少なくないと思う。おそらく支持率も急激に上がるだろう。いやいや粘る粘る! 奥さんやソフトバンクの孫氏が後ろから操っているのかもしれません。どうなるか予想できない状況になってきました。原発推進の与謝野氏の「サラバッス!」確定。

菅さんの首が繋がると被災地の復興は遅れる。されど原発を推進されたら困る。こらもうどうしようもありませんがね。もはや原発廃止派で震災復興のパワーを持つ首相じゃないと支持されまい。いずれにしろしばらく混沌とした状況になることだろう。困っている人が本当に怒るまで、我が国はダラダラ動くのみ。

加えて東京電力管内はタイした電力不足じゃないということも露呈した。といったニュースが次々と流れ始めたことを考えると、日本の原発推進をバックアップしていた大きな流れが変わったんだと思う。新しいエネルギーの時代に突入することは間違い無し。つまり電気自動車とハイブリッドです。

今年の米は凶作になると予想している関係者が多いらしく、米の相場上昇中とのこと。確かに宮城県で大量の耕作地が津波で失われ、福島県は放射能でアウツ。北海道も低温で凶作になる可能性大。こう書くと「大量の備蓄があるのでは?」と思うかもしれない。とんでもございません!

今や備蓄は100万トン程度。本来なら今年820万トン程度のお米が収穫出来るハズだった。90%の凶作となれば、大幅に備蓄を取り崩さなければならない。こうなった時の消費者心理って、ガソリンや水と同じ。買い占めに走る人達が必ず現れ、イッキに品不足に陥ってしまう。それを見越しての相場上昇です。

こんな時はドタンバになってパニックにならぬよう、今から買い込んでおくことをすすめたい。もちろん最悪の状況になればまたぞろ米の緊急輸入となるので喰うに困ることなど無いと思う。されど一時的に米不足になってしまうことは十分ありうる。私のWebを読んでいる人などたかが知れているので、備蓄をすすめます。

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2011年7月13日 (水)

ヴィッツの足回り(7月12日)

「クルマは長く乗らないと解らないな」と改めて反省しきり。ヴィッツの街中燃費が思ったより悪いためロングドライブに出てみた。するとどうよ! 足回りが厳しい。試乗会は東京プリンスで行われたこともあり、あまり走り込めず。結果、オールアバウトで「足回りが良い」と評価しちゃいました。

けれどやっぱし徹底的にKYB風味。同等の車格のVWポロとかプジョー207なんかロングドライブしても全く疲れない。なのにヴィッツときたらピョコピョコ大王であります! 50km走っただけでお腹いっぱい。ヴィッツ級ハイブリッドもこんな足回りなら、即座にネオチューンしたらいい。

日本一ダメな足回りはプリウスかと思っていたら、ヴィッツの方が厳しかった。ヴィッツを買うようなユーザー層は足回りの優劣など気にしない? というかプリウスを買っている人のみ「違いの解る人」が多いのかもしれない。ヴィッツ級ハイブリッドがデビューしたら、サンコーワークスさらに多忙になるかと。

やっぱりこのカテゴリーはフィットが圧倒的に優れている。日本のユーザーって凄い! 良いクルマをちゃんと買ってます(スイフトはスターティングプライス安ければもっと売れると思う)。マーチの売れ行きが伸び悩むのも当然かと。果たしてスカイアクティブGを搭載したデミオがどのくらい仕上がっているだろうか?

東北道を北上したら佐野あたりで「もはや十分!」。下りたついでにアウトレットに行ってみた。アメリカのアウトレットの価格を知ってると日本のアウトレットで買う気など起きないが、『バナナリパブリック』のみ強烈でした。ワイケレ並の価格でございます。佐野のアウトレットに行ったらぜひ覗いてみていただきたく。

今年は猛暑のように感じるけれど太平洋高気圧の勢力は案外小さい。週末にやってくるだろう台風以後、少しシノギ易くなるかもしれません。秋の訪れは早いと思う。今のウチに「暑さ」を楽しんだたらいい。そう考えると猛暑も可愛くなる? ニンゲン、考え方次第。前向きに考えた方がシアワセです。

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