格安航空会社:ブランド名は「Peach」…全日空系

2011年5月24日 19時26分 更新:5月24日 20時26分

新ブランド名の「Peach」を発表する井上慎一CEO=大阪市北区で2011年5月24日、大西岳彦撮影
新ブランド名の「Peach」を発表する井上慎一CEO=大阪市北区で2011年5月24日、大西岳彦撮影

 全日本空輸が香港の投資会社と共同で設立した格安航空会社(LCC)「A&F・アビエーション」は24日、同社のブランド名を「Peach(ピーチ)」とし、社名も「ピーチ・アビエーション」に変更したと発表した。ピンクを基調とした機体デザインとブランドロゴも併せて発表した。

 井上慎一CEO(最高経営責任者)は、「桃はアジア発祥の果物で、味や形の美しい日本の桃はアジアで人気がある」と説明。運航コストを従来の航空会社の半分に減らすことで、3年後の単年度営業黒字を目指す方針を明らかにした。

 同社が拠点とするのは関西国際空港。料金は未発表だが、国内線は12年3月に札幌、福岡便の就航、国際線は同年5月、韓国・ソウル(仁川空港)便の就航を計画している。

 また会見に同席した関空会社の福島伸一社長は、関空A滑走路(1期島)とB滑走路(2期島)をつなぐ連絡誘導路に、LCC専用のターミナルを新設することを併せて発表した。国際線・国内線共用で9スポットの駐機場を持つ。12年下期の供用開始を予定しているという。【三島健二】

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