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イマジナリ

すっかり、御無沙汰しているのだった、皆様は、夏バテなどしていませぬか、もしも、きみ、あなた、おまえが隣にいたら、東洋の渋団扇で、一脈の涼やかな風を、送ってあげられるのに、使いふるした、サイトを辞め、新しくサイトを作った理由は、知る人も、知らない人もいるのでせう、でも、知らないほうが、幸せな事もあるし、事のあらましを、友人に相談したら、「すべて正当化して生きてくんじゃないの」と、言われ、わたしは、ゆっくりと頷いていた、「うん」と。

ご心配のメールをくださったかたや、励ましのメールをくださったかた、ほんとうに、どうも有難う、今までサイト「ヨルの羊」を、やってきてよかったな、と、おもうと同時に、わたしに、恨みや嫉妬を抱いていた人が、たくさんいる事も知り、水を飲み飲み、面倒だな、と、おもうなど、前のサイトの、アクセス数は、引っ張ってきたゆえ、100万ヒット企画は、きちんとやりまふ、その時は、皆様、奮ってご応募くださいまし。

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ダイキさんと話した事など

ある掲示板で、知り合った、吉祥寺に住む男の子なのだけれど、彼もまた最近、精神科に通うようになったのらしく、処方されている薬を、訊いたら、ま、大学生にありがちな、軽い鬱、ゼミでうまくゆかないだとか、就活が厭だとか、もっともらしい、症状を述べて、「僕がこころを開けるのは、ミドリちゃんと、カウンセラーくらいかな、あ、少なくとも、カウンセラーに、愛してるなんて言ってないよ」、ダイキさんは、わたしの電話をかけるタイミングが絶妙に良いのだといふ、このまえ、話した時は、ちょうど、ダイキさんが、会社説明会用の、履歴書を書き終えた、その瞬間だったのらしく、

お礼まで言われたった、ダイキさんと話すと、じぶんが失ってきたものの事をすごく、ずっと思いだす、互いに、独りきりでいる事に耐えられない、時間と、いふものがあって、そんな時に、どちらからとでもなく、電話が鳴る、鳴っている、そして、ずっと、一緒に、ふたりきりでなんかいられない事を、何度も何度も、確認し合う、わたしがどんな男と寝ようが、ミドリちゃんを愛してる」と、ダイキさんは言ふのだったし、「もし僕が誰かに告白されたら、遠距離の恋人がいるんです」と、言ってもいいか、と、小声で、尋ねてくるゆえ、そのあまりの可愛さに、「じゃあ、わたしも、ダイキさんの事に関しては、遠距離の恋人って言うね」

と、平気で嘘をつき(ま、あながち嘘でもないのだけれど)ダイキさんが、8月に、仙台に来るらしいゆえ、ふたりで、計画を立てた、その時間は、格別に良いものに違いなく、やってみて効果が望めるのは、素直な子、わたしが、無言でいると、無言は、ただ無言にきらめいて、きらめいている事に、一つの理由はなし、とまれ、ダイキさんと逢ったときには、寂れた安宿の、ベッドのうえで、本の読み合いっこをする事、一緒にお風呂に入る事、外出が出来たら、誰もいない、夜のアーケード街を散歩する事、などなど、今から、ほんとうに愉しみなのだったよ

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どんな誹謗中傷(ま、わたしの自業自得なのだけれど)にも、負けない、と、そうずっとおもっていたのに、ふと気づいたら、手首をざっくり切っていた、あんまりにも深いので、病院で縫ってもらい、貧血が酷いと、訴えると、鉄剤を処方された、けども、これ、何か食べなきゃ、確か飲んじゃいけないのだよねえ、せんせえのカルテをちらりと覗いたら、「意欲減退」などと、書かれており、確かに、Tさん(セフレくん)との、約束も断ったし、ずっと、愉しみにしていた「トカチェフの日々」にも、行けず仕舞いだった、蒲団に包まり、ほてった足だけに、扇風機をあてて、独り身の顔をしたりなど、病院に向かう途中、そんな事を、滅多にしない母が、わたしの手を握ってくれていた、赤信号のときだけ、

何かが、ほぐれたようだった、小さい頃にもどった、あの日みたいに、静かに泣いた、母の手は、かさかさしていて、じんわりと温かく、薬の所為で、冷え症のわたしには、格別な温かみであり、母の優しさだった、カウンセリングでも、久しぶりに泣いてしまった、せんせえが、ティッシュを、丁寧に、折りたたんで、わたしに渡してくる、タイミングのよさや、声のトーン、その他、諸々の所作、病院を変えようか、悩んでいたのだけれど、やっぱり、此処が、このせんせえが、一番だな、と、おもうなど。

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バイトの事など

初日はなんとか、行けたし、仕事も順調に、熟していたのだけれど、次がだめだった、お客様のまえで、うずくまってしまったり、過呼吸になって、先輩がたに、迷惑をかけたりなど、散々だった、店長には、「使いものにならないのでクビにしてください」と、言ったら、「おれも昔だけど、鬱だったの、調子よくなったら、またとってあげるから、今はゆっくり休みな」との、お言葉を頂き、それに今は、甘んじる事にして、暗い自虐の念に浸りっぱなしなのだった、

一刻も早く、まともな仕事をして、暮らしてみたい、某映画のように、100万円貯まったら、棲家を変え変え、毎朝、自炊して、きちんと、ランチョンマットのうえに、見栄えよく料理を並べて、目をつむって、いただきます、などなど、したいにゃ、コインランドリーに通う生活も憧れ、憧れは、憧れのまま、わたしの場合、ぴょこたん、跳ねていってしまうけれど、海外の映画のような、あの白いおおきな袋に(正式名称がわからない)服をたくさん、詰めこんで、30分程、小説を読んだり、ベンチがあれば、そこで、よしんば、素敵な出逢いに遭遇したり、など、

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わたしは、「例の事」について、二度と考えを走らせる事はない、と、考えて、こんなおもいは、毎晩ひと通りやってのけたし、粒だつ悲しみが、明るい就寝との、応接を果たす事も、近いうちにきっと出来るし、確信めいた、妙なこの心持を、何処かに登録したいな、や、特許とれればな、投書する程、厭な事があったけれど、なぜだか、気分はすっきりしているのだったよ、こっこの、「強く儚いものたち」を聴いて、泣きそうになってしまったのは、此処だけの、内緒話ですからねえ、誰にも言っちゃあ、らめですよ、あなたの口が、裂けるまじないをかけましたゆえ、

とまれ、「イマジナリ」を、23歳まで、よろしく見守ってください、某巨大掲示板で、書かれている事は、殆ど嘘ばかりだし、なぜそんなに、わたしに、関心があるのか、まったくわかりませんよ、はふー、ちなみに「イマジナリ」とは、山本直樹せんせえからの、すきな短編の一つなのだけれど、意味は少し、難解で、端的に言へば、「超えてはならない仮想の線」なのだそう、映画などに、よく用いられる単語らしい、今日は徹夜する予定ゆえ、メールの御返事や、短編などを載せますねえ

此処では、謝っておきます、ごめんなさい、「怒ること、憎むことをやめてくれないか、ボンヤリしていられないのか」幻想的な、執着にあって、困ったもんです、まじで、みたいな、にゃはは
2011/07/13 (Wed) 22:25



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