メディア社会学科の特徴
総合的な知の形成
学科のカリキュラムは理論と調査・取材、実践のバランスを重視しています。また、一人一人の興味と関心に基づいてテーマを立て、幅広く学ぶことを基本としています。そのため、社会学部内の他学科の選択科目も自由に学ぶことができ、卒業単位として認められます。
少人数のゼミ(演習)と実習科目
学科の教育の柱はゼミ(演習科目)と実習科目です。ゼミの中では、教員による指導のもとに個々のテーマを掘り下げていきます。実習科目は、メディア関連企業でもっとも必要とされる文章表現力を中心に実践的な能力を鍛えます。
「市民的」社会構想力
これからは、メディアを主体的な手段として、社会に貢献できる力が必要とされます。広い視野で社会を構想し、人々が信頼しあえる民主的社会を作り上げるために発信・発言・表現に関わるメディア的能力を備えた、21世紀を切り拓く新しいタイプの「市民」の養成をめざします。
カリキュラムの特徴
基礎科目群と三つの科目領域
学科の基礎は社会学です。基礎科目として社会学原論、社会調査を学んだ上で、「情報社会」「マス・コミュニケーション」「メディア・コミュニケーション」の3系統の専門科目群からなる領域で学びます。学生はその問題意識によって軸となる自分の領域の科目を中心に、必要に応じて他学科科目も含め広く受講できます。
実践的行動力につながる教育
卒業後の進路の重要な柱のひとつとして、ジャーナリズムやメディア企業を想定しています。そのため、実習科目だけでなく、メディア企業での実践訓練でもある、長期および短期インターンシップも科目として設置しています。学生諸君には、1年次から明確な問題意識をもって目標を立てて学習していくように指導します。
メディア社会学科専門教育科目
選択科目 |
情報産業論、情報法、オルタナティブ・メディア論、コミュニケーション政策論、リスクコミュニケーション論、グローバル・コミュニケーション論、メディア技術史、流行論、世論調査、比較マスコミ論、メディア産業論、受容過程論、メディア各論、ジャーナリズム各論、エンターテイメント論、広告論、メディア理論、コミュニケーション論、メディア文化論、映像文化論、記号論、ネットワーク文化論、メディアとジェンダー、メディア・リテラシー、エスノメソドロジー、言説分析、現代政治、現代史、国際関係論、現代経済、時事問題研究、メディア社会特殊講義、インターンシップなど |
選択必須科目 |
(講義科目)
情報社会論、現代社会論、マス・コミュニケーション論、ジャーナリズム論、メディア・コミュニケーション論、情報行動論
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(実習科目)
マスコミ文章入門、マスコミ文章実習1(記事)、外国ジャーナリズム研究(英語)、マスコミ文章実習2(ドキュメンタリー)、論文エッセイ文章実習、取材・資料収集実習、インタビュー法、社会学統計実習
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(演習科目)
専門演習1・2、卒業演習、卒業論文、卒業研究
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全学共通
カリキュラム科目 |
・言語教育科目
英語 初習言語(フランス語、ドイツ語、中国語、スペイン語、ロシア語、朝鮮語) |
・総合教育科目
総合A、総合B、情報、スポーツ実習 |