家計と武富士火の車

小林 光弘

生年月日:不明
身長:不明
出生地:不明
生立ち:不明
罪状
2001年5月8日、弘前市の雑居ビル3階にあった消費者金融「武富士弘前支店」 に押し入り、現金を要求。断られると、店内にガソリンをまき放火。 従業員5人が死亡、4人に重傷を負った強盗殺人・放火の罪状。

小林容疑者は宅配業用に購入した約三百七十万円の軽トラックが生活を苦しくした。 高収入を見込んで始めた宅配業で、思うような収入が得られず、借金を抱えた。

2001年3月、死亡した父親の遺産で約130万円で購入し、犯行にも使用したスバル製軽自動車「サンバー・ディアス」を担保に、 自動車担保金融業者から60万円を借用。その60万円は競輪につぎ込んだ。競輪は妻には内緒にしていた。 犯行直前に当たる返済期限の5月2日になっても、返済の見通しが立たなかった。
(1)この借金は妻に内緒だった
(2)担保の車がなくなると通勤ができなくなる
(3)以前も親類に借金を返済してもらい、これ以上親類を頼れない
などの理由で,精神的に追いつめられ、犯行に及んだという。
犯行後、車は担保に取り上げられたが、結局、親類の援助を得て取り戻したという。

3月4日逮捕。


小林が死んだ親父の遺産で買った愛車「サンバーディアス」


どうしようも無い男小林です。
事業に失敗し、借金した金でギャンブルをし、しかも全て妻には内緒、挙句の果てには借金返済を親類に頼ると言う
ドラマでも見れなくなった借金に苦しむ人間の条件を100%満たす オオサンショウウオ並の天然記念物です。

車が犯行の引き金。放火。借金。まさに火の車と言う言葉がピッタリですね。

早期に解決するだろうと思われていた事件でしたが、証拠が全て燃えてしまった事から捜査も難航した様です。
その間、被害に遭った武富士はティッシュに似顔絵を付けて配り続けていました。


武富士のティッシュ等でお馴染みの小林の似顔絵

色まで塗って貰うVIP待遇です。折角ですから小林の遺影に使用するのも良いかもしれないですね。 どうせ死刑でしょうから。
しかし、こうして見ると結構似てます。


しかし、事件発生当初に書かれた似顔絵は、かなり微妙です。



これ↓

特徴は掴んでるんでしょうけど、これで犯人を探すのは困難です。
この似顔絵を主体に人を探すと兵藤ユキに辿りつく事になり兼ねません。