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2011年05月04日
高確率ながら超簡単スキャルピング手法
久しぶりにテクニカル分析中心のトレード手法です。まだスキャルピングの手法は記事にしてなかったのでネタ的にはちょうど良いと思いました。^^; だいぶ前にこの手法の存在について書きましたが、今回はその全てを紹介します。
使うテクニカル分析はストキャスティックスでK%、D%、Slowingがそれぞれ14、3、3のいわゆるスローストキャスティックスの設定です。このトレード手法で使うテクニカル分析はこれだけです。これだけでも勝率が高いというのはバックテスト無しで私が判断し、尚且つ断言するところです。全てのエントリーをトレードロジックを理解しながらトレードする私が何故このような手法を紹介するのかはすぐに分かります。^^
ルール
15分足チャートでトレンドを確認。そして1分足チャートでエントリーのタイミングをストキャスティックス使って計る。上昇中ならストキャスティックスの20のレベルを抜けたら買いのみ。下降中ならストキャスティックスの80のレベルを抜けたら売りのみ。
これだけです。^^;
どうしてこれが高確率なのか私も最初分かりませんでした。とりあえず画像を見てください。

15分足チャートでトレンドを確認。この場合は上昇トレンドです。

1分足チャートです。ストキャスティックスの20のレベルを抜ける辺りで買いのポジションを取ります。これだけです。

15分足だと小さな下降トレンドですが、これくらいの傾斜があればOKです。

1分足チャートです。ストキャスティックスの80のレベルを抜ける辺りで売りのポジションを取ります。これだけです。
テクニカル分析重視のトレード手法というのは上のような画像があれば、なんとなく納得させられてしまいますね。ところがライブでやるとああいう風に上手くいかない事が多いのです。いわゆるダマシです。でもこのトレード手法にダマシ回避は存在しません。
ルールを完全に理解した人は分かったかも知れませんが、この手法はトレンド中の押し目買い・戻り売りを狙った順張り手法です。上昇中なら押し目買いだけを狙い、下降中なら戻り売りだけ狙います。ストキャスティックスを使ってモメンタムを見計らうだけの単純なロジックです。唯一のダマシ回避の作業はトレンドの確認だけです。この場合、急角度のトレンドでなくてもOKですが、このトレードはトレンド中のみに使える手法だという事を忘れないで下さい。
Three Brothers/Sistersよりもエントリーチャンスがある手法ですが、単にストキャスティックスを使ってのエントリーなので確率はちょっと低いと思います。モメンタム通りに価格が動かない事もありますが、そこは「トレンド中」というのを期待してのエントリーです。期待が外れても特にダマシ回避の作業は可能ではありませんが、支持線・抵抗線のチェックで補強すると良いと思います。1分足でのエントリーですから損切りも5pips以内でOKです。
こういうのは特にバックテストの必要がないです。無意味にモメンタムの信頼性を数字で求める必要がないからです。バックテストによる確率は価格のトレンドの具合によりますので数字も変わってくるはずですが、きれいなトレンド中なら高確率になっているはずです。この手法はトレンド中である事が必須条件ですから、押し目買い・戻り売りのポイントをオシレーター使ってそのモメンタムを計る事は理にかなっていますね。
この手法を紹介したかったのはとても簡単で高確率である事と、それがスキャルピングで使えるというユニークな所です。ルールと画像で終わってしまえばすぐ飛びついて試したいトレード手法のようですが、そういった手法は山ほどあります。でもここまでロジックが分かるとそれほど凄いものでもないのが分かると思います。逆に、ロジックは単純でも確率が高いトレード手法があり、究極的に勝てるものも存在します。
この手法について追加の記事を書きました!
1分ストキャススキャルについての補足
使うテクニカル分析はストキャスティックスでK%、D%、Slowingがそれぞれ14、3、3のいわゆるスローストキャスティックスの設定です。このトレード手法で使うテクニカル分析はこれだけです。これだけでも勝率が高いというのはバックテスト無しで私が判断し、尚且つ断言するところです。全てのエントリーをトレードロジックを理解しながらトレードする私が何故このような手法を紹介するのかはすぐに分かります。^^
ルール
15分足チャートでトレンドを確認。そして1分足チャートでエントリーのタイミングをストキャスティックス使って計る。上昇中ならストキャスティックスの20のレベルを抜けたら買いのみ。下降中ならストキャスティックスの80のレベルを抜けたら売りのみ。
これだけです。^^;
どうしてこれが高確率なのか私も最初分かりませんでした。とりあえず画像を見てください。
15分足チャートでトレンドを確認。この場合は上昇トレンドです。
1分足チャートです。ストキャスティックスの20のレベルを抜ける辺りで買いのポジションを取ります。これだけです。
15分足だと小さな下降トレンドですが、これくらいの傾斜があればOKです。
1分足チャートです。ストキャスティックスの80のレベルを抜ける辺りで売りのポジションを取ります。これだけです。
テクニカル分析重視のトレード手法というのは上のような画像があれば、なんとなく納得させられてしまいますね。ところがライブでやるとああいう風に上手くいかない事が多いのです。いわゆるダマシです。でもこのトレード手法にダマシ回避は存在しません。
ルールを完全に理解した人は分かったかも知れませんが、この手法はトレンド中の押し目買い・戻り売りを狙った順張り手法です。上昇中なら押し目買いだけを狙い、下降中なら戻り売りだけ狙います。ストキャスティックスを使ってモメンタムを見計らうだけの単純なロジックです。唯一のダマシ回避の作業はトレンドの確認だけです。この場合、急角度のトレンドでなくてもOKですが、このトレードはトレンド中のみに使える手法だという事を忘れないで下さい。
Three Brothers/Sistersよりもエントリーチャンスがある手法ですが、単にストキャスティックスを使ってのエントリーなので確率はちょっと低いと思います。モメンタム通りに価格が動かない事もありますが、そこは「トレンド中」というのを期待してのエントリーです。期待が外れても特にダマシ回避の作業は可能ではありませんが、支持線・抵抗線のチェックで補強すると良いと思います。1分足でのエントリーですから損切りも5pips以内でOKです。
こういうのは特にバックテストの必要がないです。無意味にモメンタムの信頼性を数字で求める必要がないからです。バックテストによる確率は価格のトレンドの具合によりますので数字も変わってくるはずですが、きれいなトレンド中なら高確率になっているはずです。この手法はトレンド中である事が必須条件ですから、押し目買い・戻り売りのポイントをオシレーター使ってそのモメンタムを計る事は理にかなっていますね。
この手法を紹介したかったのはとても簡単で高確率である事と、それがスキャルピングで使えるというユニークな所です。ルールと画像で終わってしまえばすぐ飛びついて試したいトレード手法のようですが、そういった手法は山ほどあります。でもここまでロジックが分かるとそれほど凄いものでもないのが分かると思います。逆に、ロジックは単純でも確率が高いトレード手法があり、究極的に勝てるものも存在します。
この手法について追加の記事を書きました!
1分ストキャススキャルについての補足
2011年04月16日
複数のトレード手法を相場に合わせてトレード!
全ての良いトレード手法はそのエントリーが酷似しています。なぜなら良いトレード手法はおのずと注目する視点が同じだからです。以前にもちょっとだけ記事にしましたが、トレード手法の種類をもう一度見てみましょう。
ブレイクアウト系
この手法についてはもう言うまでもないですね。レンジ場からのブレイクがその頂点です。ロンドンブレイク、NYボックス、注目の支持線・抵抗線抜け、などがブレイクアウト系です。「ラインを抜けたら順張り」王道のダウ理論がその原点となっている手法です。
モメンタム系
勢いに便乗するトレード手法です。これはトレンドの初期を狙ったものですね。MACDや移動平均線のクロスが出たところでのエントリーがこの種類のトレード手法です。レンジ場からモメンタムに乗る場合はブレイクアウト系の手法になります。天井・底からだと逆張り系でもあります。
反発系
こちらは逆張り専門。ブレイクアウトとは逆の発想です。支持線・抵抗線を見極める分析力を必要とします。前日の高値・安値などは典型的な反発ポイントの候補です。トレンドラインの反発ならThree Brothers/Sistersです。
リズム系
このブログで良く紹介しているThree Brothers/Sistersが典型的ですね。押し目買い・戻り売りのポイントですが、トレンドラインでリズムに乗っているポイントなので高確率です。既に多くのトレーダーの間で人気があるはずです。反発系の一種ですが、リズムという視点ではトレンド自体が相場のリズムでもあります。ですから順張りの波乗りトレード手法もこちらのカテゴリに同時に入るかも知れません。
連動系
ヘッジングとコピートレードが代表的だと思います。特殊なトレード手法になりますが、共通しているのは複数の通貨ペアを見てそれらの連動性を利用してトレードするものです。
チャート上の相場分析ですと、この5つのパターンは以外はさらに特殊なものになっているはずです。例えば、窓埋めトレードや指標スキャルなどは殆どチャート分析をしないタイプです。5つの種類を使いこなせれば相場を完全攻略できるかもしれませんね。
ブレイクアウト系
この手法についてはもう言うまでもないですね。レンジ場からのブレイクがその頂点です。ロンドンブレイク、NYボックス、注目の支持線・抵抗線抜け、などがブレイクアウト系です。「ラインを抜けたら順張り」王道のダウ理論がその原点となっている手法です。
モメンタム系
勢いに便乗するトレード手法です。これはトレンドの初期を狙ったものですね。MACDや移動平均線のクロスが出たところでのエントリーがこの種類のトレード手法です。レンジ場からモメンタムに乗る場合はブレイクアウト系の手法になります。天井・底からだと逆張り系でもあります。
反発系
こちらは逆張り専門。ブレイクアウトとは逆の発想です。支持線・抵抗線を見極める分析力を必要とします。前日の高値・安値などは典型的な反発ポイントの候補です。トレンドラインの反発ならThree Brothers/Sistersです。
リズム系
このブログで良く紹介しているThree Brothers/Sistersが典型的ですね。押し目買い・戻り売りのポイントですが、トレンドラインでリズムに乗っているポイントなので高確率です。既に多くのトレーダーの間で人気があるはずです。反発系の一種ですが、リズムという視点ではトレンド自体が相場のリズムでもあります。ですから順張りの波乗りトレード手法もこちらのカテゴリに同時に入るかも知れません。
連動系
ヘッジングとコピートレードが代表的だと思います。特殊なトレード手法になりますが、共通しているのは複数の通貨ペアを見てそれらの連動性を利用してトレードするものです。
チャート上の相場分析ですと、この5つのパターンは以外はさらに特殊なものになっているはずです。例えば、窓埋めトレードや指標スキャルなどは殆どチャート分析をしないタイプです。5つの種類を使いこなせれば相場を完全攻略できるかもしれませんね。
2011年03月27日
コレだけで週に50pipsは稼げる! 最高率のブレイクトレード手法
ブレイクアウト、日本ではブレイクと言われていますが、このトレード手法はとても簡単ですぐに役に立つ順張りのプライスアクショントレードです。これをMACDやボリンジャーバンドを使っても似たようなエントリーポイントが確認されますが、テクニカル分析無しでもできます。初心者でも出来る手法です。単純ですが、これだけやっても1週間で50pipsは普通に稼げます。むしろ稼げない方がおかしいです。

まず水平に動いている価格の動きを確認します。いわゆるレンジ場の動きに注目します。レンジ場では上下の幅が小さいのが特徴で、上と下にラインを引いて、ラインを超えれば順張りでポジションをとります。このような動きはロンドン市場のオープンに良く見られ、週に3回くらいあります。私がロンドンブレイクに注目する理由はココにあります。
**NYボックスの場合だと、ロンドンの市場がオープンした後ですので、レンジ場からのブレイクにならない場合が殆どです。ですから逆走する事がより多く、その為にリバーサルのルールなどが必要になっているわけです。しかし、レンジ場からのブレイクは殆どが一方的な動きになっています。そして損切りラインも小さくて済みます。

これも同様です。チャートは5分足です。赤丸印がちょうどロンドンの市場がオープンした時のロウソクです。あのロウソクがクローズした辺りにMACDや移動平均線のデッドクロスが出ますが、いちいちそれらに頼る必要はありません。それらのツール無しでも支持線と抵抗線を引いていれば同じエントリーが可能です。基本的には「ラインを超えたら順張り」、これだけです。気をつけたいのはちょっと超えたからといってすぐエントリーするよりも少しだけ様子を見た方が良い場合があることです。手堅くやりたいのならラインを超えた後の反発を見てからエントリーするやり方もあります。図でも確認できますね。ブレイク後の小さな反発は良くありますよ。
ブレイクを狙ったトレード手法の中でも最も安全なのがレンジ場からのブレイクです。そしてそれはロンドン市場のオープンに良く見られるのです。「こんなに簡単に稼げたら苦労するわけない!」と信じられない人もいるでしょう。でもシンプルなものほど成功するものが多いんです。覚えていますかダウ理論?FXを始めたばかりの頃に学習しませんでした?実はあれが一番大切なものです。あの基礎を知らない人はEAに走ったり、あらゆる複雑なテクニカル分析によるトレード手法に走るでしょう。特に初心者はテクニカル分析に騙されやすい傾向があります。テクニカル分析ツール自体が「ダマシ」であると言っても過言ではないほどです。^^;

今度はちょっと別の角度から見てみます。ブレイク後の逆走も時にはあります。上の図でも分かるように、最初のブレイクで下落しました。ところが今度は反発して逆走しました。しかもレンジ場の抵抗線を抜けて逆走してしまいました。ボーリンジャーバンド的な表現(John Bollingerが名前をつけたのが理由)では「ヘッドフェイク」と呼ばれる価格の動きです。このような動きはそれ程多くないので心配する必要はありません。とにかく損切りをきっちりと設定していれば良いのです。時にはこういう事もあると考えた方が楽です。ファンダメンタルズ的には色々な理由があるでしょうけども、相場分析にはそれ程難しく考えずに損切りして次のチャンスを狙えば良いのです。
ブレイクのトレード手法は色々ありますが、今回紹介したレンジ場からのブレイクは最も勝率が高く安全なものです。これはしっかりと覚えておいてください。これ以外のブレイク狙いのトレードは全て勝率が低いです。これは軽く断言できます。例えNYボックスで億を稼いでいるトレーダーが存在していても無関係です。それは、先ほども言いましたが、レンジ場から抜ける価格の動きというのは一方的な場合が多いからです。
そのロジックはこうです。ファンダメンタルズ的に言うと、いわゆる「材料待ち」の期間がレンジ場であり、投資家達がどちらにも動けない状態にあります。ですから価格の動きが小さくて小さな波すら確認できない事が殆どです。でもレンジ場のような相場の動きはそれ程長く続きません。相場が動く材料はすぐ飛び込んできます。そしてレンジ場の時に何らかの材料が飛び込んできたら、ここぞとばかりに取引が活発になります。この動きは、レンジ場以外の時とは違います。レンジ場以外の相場は、ある程度の波を描いていますので、常に材料を餌にしながら動いています。例えるなら相場のお腹がある程度満たされている状態ですね。でもレンジ場というのは、相場がお腹が空いている状態(材料待ち)のようなものです。ですから材料待ちの時に材料が飛び込んでくると、急激な反応をするわけです。それが一方的なトレンドの形成としてチャートで見られるのです。
ライブでレンジ場を発見したらブレイクを狙いましょう。そしてそのブレイクを狙えるチャンスが多いのがロンドン市場のオープン時です。時には1時間前にブレイクが起こったりもしますが、いずれにしても欧州勢の参加が鍵になっています。東京市場で相場が活発なのはそのオープン時であって、お昼を過ぎる頃からはあまり動かなくなりレンジ場になる事が多いです。表現的にも「欧州勢の参加待ち」などといって相場に動きが見られなくなりますね。
まず水平に動いている価格の動きを確認します。いわゆるレンジ場の動きに注目します。レンジ場では上下の幅が小さいのが特徴で、上と下にラインを引いて、ラインを超えれば順張りでポジションをとります。このような動きはロンドン市場のオープンに良く見られ、週に3回くらいあります。私がロンドンブレイクに注目する理由はココにあります。
**NYボックスの場合だと、ロンドンの市場がオープンした後ですので、レンジ場からのブレイクにならない場合が殆どです。ですから逆走する事がより多く、その為にリバーサルのルールなどが必要になっているわけです。しかし、レンジ場からのブレイクは殆どが一方的な動きになっています。そして損切りラインも小さくて済みます。
これも同様です。チャートは5分足です。赤丸印がちょうどロンドンの市場がオープンした時のロウソクです。あのロウソクがクローズした辺りにMACDや移動平均線のデッドクロスが出ますが、いちいちそれらに頼る必要はありません。それらのツール無しでも支持線と抵抗線を引いていれば同じエントリーが可能です。基本的には「ラインを超えたら順張り」、これだけです。気をつけたいのはちょっと超えたからといってすぐエントリーするよりも少しだけ様子を見た方が良い場合があることです。手堅くやりたいのならラインを超えた後の反発を見てからエントリーするやり方もあります。図でも確認できますね。ブレイク後の小さな反発は良くありますよ。
ブレイクを狙ったトレード手法の中でも最も安全なのがレンジ場からのブレイクです。そしてそれはロンドン市場のオープンに良く見られるのです。「こんなに簡単に稼げたら苦労するわけない!」と信じられない人もいるでしょう。でもシンプルなものほど成功するものが多いんです。覚えていますかダウ理論?FXを始めたばかりの頃に学習しませんでした?実はあれが一番大切なものです。あの基礎を知らない人はEAに走ったり、あらゆる複雑なテクニカル分析によるトレード手法に走るでしょう。特に初心者はテクニカル分析に騙されやすい傾向があります。テクニカル分析ツール自体が「ダマシ」であると言っても過言ではないほどです。^^;
今度はちょっと別の角度から見てみます。ブレイク後の逆走も時にはあります。上の図でも分かるように、最初のブレイクで下落しました。ところが今度は反発して逆走しました。しかもレンジ場の抵抗線を抜けて逆走してしまいました。ボーリンジャーバンド的な表現(John Bollingerが名前をつけたのが理由)では「ヘッドフェイク」と呼ばれる価格の動きです。このような動きはそれ程多くないので心配する必要はありません。とにかく損切りをきっちりと設定していれば良いのです。時にはこういう事もあると考えた方が楽です。ファンダメンタルズ的には色々な理由があるでしょうけども、相場分析にはそれ程難しく考えずに損切りして次のチャンスを狙えば良いのです。
ブレイクのトレード手法は色々ありますが、今回紹介したレンジ場からのブレイクは最も勝率が高く安全なものです。これはしっかりと覚えておいてください。これ以外のブレイク狙いのトレードは全て勝率が低いです。これは軽く断言できます。例えNYボックスで億を稼いでいるトレーダーが存在していても無関係です。それは、先ほども言いましたが、レンジ場から抜ける価格の動きというのは一方的な場合が多いからです。
そのロジックはこうです。ファンダメンタルズ的に言うと、いわゆる「材料待ち」の期間がレンジ場であり、投資家達がどちらにも動けない状態にあります。ですから価格の動きが小さくて小さな波すら確認できない事が殆どです。でもレンジ場のような相場の動きはそれ程長く続きません。相場が動く材料はすぐ飛び込んできます。そしてレンジ場の時に何らかの材料が飛び込んできたら、ここぞとばかりに取引が活発になります。この動きは、レンジ場以外の時とは違います。レンジ場以外の相場は、ある程度の波を描いていますので、常に材料を餌にしながら動いています。例えるなら相場のお腹がある程度満たされている状態ですね。でもレンジ場というのは、相場がお腹が空いている状態(材料待ち)のようなものです。ですから材料待ちの時に材料が飛び込んでくると、急激な反応をするわけです。それが一方的なトレンドの形成としてチャートで見られるのです。
ライブでレンジ場を発見したらブレイクを狙いましょう。そしてそのブレイクを狙えるチャンスが多いのがロンドン市場のオープン時です。時には1時間前にブレイクが起こったりもしますが、いずれにしても欧州勢の参加が鍵になっています。東京市場で相場が活発なのはそのオープン時であって、お昼を過ぎる頃からはあまり動かなくなりレンジ場になる事が多いです。表現的にも「欧州勢の参加待ち」などといって相場に動きが見られなくなりますね。
2011年02月26日
勝率90%以上トレード -続編
「初心者向けのトレード手法 其の4」の記事でコピートレードと題したトレード方法があります。感覚的に判断しているだけですが、このトレードの勝率は普通にやれば9割を軽く超えるはずです。このトレード方法をさらに詳しく解説したいと思います。
鋭い観察力だけがこのトレードにおいて必須ツールですが、これをマスターしたら恐らくこれだけでもやっていけるのではと思う時があります。ツールとして使うのは眼力のみですが、エントリーなどの判断はあくまでも「観察力で見抜いた相場の動きをどう解釈するか」が必要になってきます。基本的にメジャー通貨のペアを見ていればOKです。AUD/USD, AUD/JPY, EUR/USD, EUR/JPY, GBP/USD, GBP/JPY そしてUSD/JPYです。

金曜日(昨日)は予想通りかなり暴落したユーロとポンドで楽なトレードでしたが、私はAUDも見ていました。上の図は暴落で安値圏で動いていたGBP/USDです。最新のロウソク5~6本の動きに注目してください。

今度はAUD/USDです。最新のロウソク5~6本の動きをGBP/USDの画像と比べてください。かなり似ていますが、これをライヴで見ていないと分かりにくいかも知れませんね。^^; ちなみにライヴで3本連続で同じ動きを確認するとちょっと興奮しますw。*通常、クロスドルは連動すると考えてOKですし、クロス円もそうです。これは非常に良くある現象です。

さらにポンドが急落した瞬間の5分足チャートです。この時のAUD/USDはどうなっているんでしょうか?

上の図は1分足です。予測どおりにAUD/USDも下がっています。実は、AUD/USDの下落はそれ程大きなものではなかったのです。
さて、ここまで見てきただけでももうどういうトレード方法か分かると思います。要するに、連動する通貨ペアをじっくり観察して同じ動きになっている場合をキャッチするだけなんです。ちなみにこの連動はほぼ同じタイミングで起きていましたが、クロスドルですからその可能性は高いですね。でもこれがクロス円の通過ペアとの連動性なら若干の時間差があります。僅か数秒ほどでしょうか。
なぜGBP/USDを見ながらAUD/USDのペアを見ていたかというと、ユーロとポンドの動きが相場全体を動かしていた感じだからです。そして、両方とも似た動きをしていたからでした。おなじく大きく下落したEUR/USDはAUD/USDとの連動性があまりなかったです。金曜日の夜(8時辺りから午前0時まで)はこの二つの動きが大きくてかなり下落しましたが、AUD/USDの方は下落しなかったのを覚えていますか?怪しいですね~。
別のクロス円であるGBP/JPYの下落も最初凄かったですが、その影響を受けていないのがAUD/JPYでした。ここも怪しいと考えた私は、この下落は遅れてくるなと読みました。今度はクロス円の通貨ペアを見てみましょう。

同じAUDの通貨ペアでもこちらはAUD/JPYです。関連する通貨ペアですので見逃せません。最新のロウソク5~6本に注目してください。

上はEUR/JPYです。クロス円ですのでAUD/JPYとの連動性は常に考えられます。最新のロウソク5~6本をAUD/JPYと比べてください。殆ど同じですね。
ところで、いくら同じ動きをしているといっても使用期限があります。当たり前ですね ^^;。相場はそう甘いものではありません。ただ、そういうおいしいチャンスを逃す手はないという事です。EUR/USDとEUR/JPYは両方ともかなり下落した金曜日ですが、これらの動きと同じように動いたAUD/USDはスキャルピングに最適でした。でも使用期限を考えてみてください。ユーロ・ポンドは殆ど底でしたので、あの後はさすがに下落しにくいはずです。ですからAUD/USDの動きも限定的だと考えられますね。実際、AUD/USDはあの後に逆走して最高値を更新しました。
まとめ
1.ある通貨ペアとの連動性のある別の通貨ペアを発見する事(クロス円・クロスドル)
2.リードしていると思われる通貨ペアに注目
3.使用期限を考える
3の使用期限を考えた場合、これはスキャルピングになりますが、今回の例では10pips以上もゲットできました。リードしている通貨ペア(ある時間帯で相場を動かしている通貨ペア)がどこまで動くかが鍵になります。リードしている通貨ペアの反発ポイントでは連動性が止まる可能性があるので、その瞬間が決済となります。
基本的に昨日の夜は前の日の続きで、ドル買い・円買いでした。唯一AUDの通貨ペアだけが孤独に動いている感じだったのを覚えているでしょうか。ああいう大きな動きの中で連動性ゼロの状態が長く続くはずがないと考えたわけです。そして連動性が出てきたポイントを見つけたときに、GBD/USDの動きを見てAUD/USDのポジションを取ったわけです。
ちなみに通貨ペアの相互関係を率で示すツールみたいなのがありまして、数字にして連動性を把握できるものもありますが(例えば98.5%の関連性)、直接ライヴでチャートを見てロウソクの動きを確認していないとタイミングなどが計れません。
複数のチャートを見慣れている人はわざわざ連動性のある通貨ペアのコンビネーションを探さなくても、普通にチャートを見ているだけで簡単に見つけられるはずです。トレードロジックは簡単ですが、チャートを見慣れていない初心者には難しく感じられるかも知れません。
鋭い観察力だけがこのトレードにおいて必須ツールですが、これをマスターしたら恐らくこれだけでもやっていけるのではと思う時があります。ツールとして使うのは眼力のみですが、エントリーなどの判断はあくまでも「観察力で見抜いた相場の動きをどう解釈するか」が必要になってきます。基本的にメジャー通貨のペアを見ていればOKです。AUD/USD, AUD/JPY, EUR/USD, EUR/JPY, GBP/USD, GBP/JPY そしてUSD/JPYです。
金曜日(昨日)は予想通りかなり暴落したユーロとポンドで楽なトレードでしたが、私はAUDも見ていました。上の図は暴落で安値圏で動いていたGBP/USDです。最新のロウソク5~6本の動きに注目してください。
今度はAUD/USDです。最新のロウソク5~6本の動きをGBP/USDの画像と比べてください。かなり似ていますが、これをライヴで見ていないと分かりにくいかも知れませんね。^^; ちなみにライヴで3本連続で同じ動きを確認するとちょっと興奮しますw。*通常、クロスドルは連動すると考えてOKですし、クロス円もそうです。これは非常に良くある現象です。
さらにポンドが急落した瞬間の5分足チャートです。この時のAUD/USDはどうなっているんでしょうか?
上の図は1分足です。予測どおりにAUD/USDも下がっています。実は、AUD/USDの下落はそれ程大きなものではなかったのです。
さて、ここまで見てきただけでももうどういうトレード方法か分かると思います。要するに、連動する通貨ペアをじっくり観察して同じ動きになっている場合をキャッチするだけなんです。ちなみにこの連動はほぼ同じタイミングで起きていましたが、クロスドルですからその可能性は高いですね。でもこれがクロス円の通過ペアとの連動性なら若干の時間差があります。僅か数秒ほどでしょうか。
なぜGBP/USDを見ながらAUD/USDのペアを見ていたかというと、ユーロとポンドの動きが相場全体を動かしていた感じだからです。そして、両方とも似た動きをしていたからでした。おなじく大きく下落したEUR/USDはAUD/USDとの連動性があまりなかったです。金曜日の夜(8時辺りから午前0時まで)はこの二つの動きが大きくてかなり下落しましたが、AUD/USDの方は下落しなかったのを覚えていますか?怪しいですね~。
別のクロス円であるGBP/JPYの下落も最初凄かったですが、その影響を受けていないのがAUD/JPYでした。ここも怪しいと考えた私は、この下落は遅れてくるなと読みました。今度はクロス円の通貨ペアを見てみましょう。
同じAUDの通貨ペアでもこちらはAUD/JPYです。関連する通貨ペアですので見逃せません。最新のロウソク5~6本に注目してください。
上はEUR/JPYです。クロス円ですのでAUD/JPYとの連動性は常に考えられます。最新のロウソク5~6本をAUD/JPYと比べてください。殆ど同じですね。
ところで、いくら同じ動きをしているといっても使用期限があります。当たり前ですね ^^;。相場はそう甘いものではありません。ただ、そういうおいしいチャンスを逃す手はないという事です。EUR/USDとEUR/JPYは両方ともかなり下落した金曜日ですが、これらの動きと同じように動いたAUD/USDはスキャルピングに最適でした。でも使用期限を考えてみてください。ユーロ・ポンドは殆ど底でしたので、あの後はさすがに下落しにくいはずです。ですからAUD/USDの動きも限定的だと考えられますね。実際、AUD/USDはあの後に逆走して最高値を更新しました。
まとめ
1.ある通貨ペアとの連動性のある別の通貨ペアを発見する事(クロス円・クロスドル)
2.リードしていると思われる通貨ペアに注目
3.使用期限を考える
3の使用期限を考えた場合、これはスキャルピングになりますが、今回の例では10pips以上もゲットできました。リードしている通貨ペア(ある時間帯で相場を動かしている通貨ペア)がどこまで動くかが鍵になります。リードしている通貨ペアの反発ポイントでは連動性が止まる可能性があるので、その瞬間が決済となります。
基本的に昨日の夜は前の日の続きで、ドル買い・円買いでした。唯一AUDの通貨ペアだけが孤独に動いている感じだったのを覚えているでしょうか。ああいう大きな動きの中で連動性ゼロの状態が長く続くはずがないと考えたわけです。そして連動性が出てきたポイントを見つけたときに、GBD/USDの動きを見てAUD/USDのポジションを取ったわけです。
ちなみに通貨ペアの相互関係を率で示すツールみたいなのがありまして、数字にして連動性を把握できるものもありますが(例えば98.5%の関連性)、直接ライヴでチャートを見てロウソクの動きを確認していないとタイミングなどが計れません。
複数のチャートを見慣れている人はわざわざ連動性のある通貨ペアのコンビネーションを探さなくても、普通にチャートを見ているだけで簡単に見つけられるはずです。トレードロジックは簡単ですが、チャートを見慣れていない初心者には難しく感じられるかも知れません。
2011年02月21日
一目均衡表の雲
海外ではKumo Breakoutというトレード手法(日本語訳にすると雲ブレイクでしょうか)としても使われている一目均衡表ですが、これは私自身も「一目」置いているテクニカル分析です。理由はただ一つです。雲の存在のユニークさとその利用価値です。その理由は、雲は支持線・抵抗線として機能するのでプライスアクションの考えに役立つからです。

点線で示されているゾーンを雲と呼びます。これが価格の下にあれば支持線として、上にあれば抵抗線としての機能を果たします。正確に言えば、支持・抵抗ゾーンと考えた方が良く、実際に明確なラインはないのが現実ですので、雲の概念はとても有効に相場を読んでいます。雲は大きな厚みのあるものもあれば、そうでないものもあります。

厚みのある雲は強力な支持線・抵抗線の機能があると考えられていて、実際に価格が厚い雲を突き破る事はそれほどありません。反対に青の丸印の雲が殆どなく薄い場合には簡単にブレイクアウトが発生してトレンドを形成します。

厚みの雲を価格が突き破ると上のようになります。黄色の丸印を見てください。最初の黄色の丸印の雲ブレイクはそれ程雲に厚みがない為に割と小さなトレンドに終わりましたが、二番目の厚みのある雲を突き破った価格は、その後に大きなアップトレンドを形成しています。青の丸印も厚みのある雲を価格が突き破りましたが、これも大きなダウントレンドになっていますね。
厚みのある雲 - 強い支持線・抵抗線
薄い雲 - 弱い支持線・抵抗線
注意したいのは、支持線・抵抗線は機能する場合としない場合があります。ダウ理論を思い出してください。支持線・抵抗線を抜ければトレンド発生でしたね。雲ブレイクも同様の考え方です。雲の場合、厚み次第で大きなトレンドになるかどうかまで予測してくれます。
一目均衡表の一般的なエントリーサインは三役好転・三役逆転などですが、雲ブレイクだけでも有効な場合が多いです。雲をきれいに突き破っている場合は基準線と転換線のクロスも遅行線もエントリーサインを出している場合が殆どになっていますよ。
このトレード手法は次の手順で行います。
・1時間足チャートか4時間足チャートで価格が雲を突き破る動きをキャッチします。
・雲の中に入った価格の動きに注目しながら抜けていくまで待ちます。
・抜けそうなポイントで反発し、さらにトレンドが続けば雲ブレイクの前兆となります。
・完全に抜けてからの順張りが手堅いトレードとなる場合が多いです。
*雲から価格が抜けてもリトレースメントなどもありますので、その辺はプライスアクションの視点からその他の支持線・抵抗線を確認する事も大事です。
厚みのある雲を価格が抜ける事はあまりないものの、それを突き破った場合には大きなトレンドの可能性が高いのでそういう雲ブレイクを狙うと大きな利益になります。しかし、中型のトレンドを狙った方がエントリーチャンスも増えてくるので両方のケースを見張っておくのが良いかもしれません。
ところで、雲を利用した独自のトレード手法を開発したアンディ氏のトレード手法は、2つの雲を同時に使って押し目買い・戻り売りをするというものです。具体的には5分足の雲と1時間足の雲を使い、両方の雲を見てトレンド方向が一致した時(雲の位置で判断)にエントリーするというロジックになっています。彼はもぐらトレードと呼んでいますが、これはとてもユニークで面白いアイデアだと私は思います。雲ブレイクとは逆の発想で、雲に当たって反発した価格の動きを捉えたトレード方法です。いずれもプライスアクションが重視する支持線・抵抗線の考えを元にしていますね。彼のトレード方法を参考にして最近まで二つの雲を使っていました。時には参考にしたいトレード方法だと今でも思っています。
点線で示されているゾーンを雲と呼びます。これが価格の下にあれば支持線として、上にあれば抵抗線としての機能を果たします。正確に言えば、支持・抵抗ゾーンと考えた方が良く、実際に明確なラインはないのが現実ですので、雲の概念はとても有効に相場を読んでいます。雲は大きな厚みのあるものもあれば、そうでないものもあります。
厚みのある雲は強力な支持線・抵抗線の機能があると考えられていて、実際に価格が厚い雲を突き破る事はそれほどありません。反対に青の丸印の雲が殆どなく薄い場合には簡単にブレイクアウトが発生してトレンドを形成します。
厚みの雲を価格が突き破ると上のようになります。黄色の丸印を見てください。最初の黄色の丸印の雲ブレイクはそれ程雲に厚みがない為に割と小さなトレンドに終わりましたが、二番目の厚みのある雲を突き破った価格は、その後に大きなアップトレンドを形成しています。青の丸印も厚みのある雲を価格が突き破りましたが、これも大きなダウントレンドになっていますね。
厚みのある雲 - 強い支持線・抵抗線
薄い雲 - 弱い支持線・抵抗線
注意したいのは、支持線・抵抗線は機能する場合としない場合があります。ダウ理論を思い出してください。支持線・抵抗線を抜ければトレンド発生でしたね。雲ブレイクも同様の考え方です。雲の場合、厚み次第で大きなトレンドになるかどうかまで予測してくれます。
一目均衡表の一般的なエントリーサインは三役好転・三役逆転などですが、雲ブレイクだけでも有効な場合が多いです。雲をきれいに突き破っている場合は基準線と転換線のクロスも遅行線もエントリーサインを出している場合が殆どになっていますよ。
このトレード手法は次の手順で行います。
・1時間足チャートか4時間足チャートで価格が雲を突き破る動きをキャッチします。
・雲の中に入った価格の動きに注目しながら抜けていくまで待ちます。
・抜けそうなポイントで反発し、さらにトレンドが続けば雲ブレイクの前兆となります。
・完全に抜けてからの順張りが手堅いトレードとなる場合が多いです。
*雲から価格が抜けてもリトレースメントなどもありますので、その辺はプライスアクションの視点からその他の支持線・抵抗線を確認する事も大事です。
厚みのある雲を価格が抜ける事はあまりないものの、それを突き破った場合には大きなトレンドの可能性が高いのでそういう雲ブレイクを狙うと大きな利益になります。しかし、中型のトレンドを狙った方がエントリーチャンスも増えてくるので両方のケースを見張っておくのが良いかもしれません。
ところで、雲を利用した独自のトレード手法を開発したアンディ氏のトレード手法は、2つの雲を同時に使って押し目買い・戻り売りをするというものです。具体的には5分足の雲と1時間足の雲を使い、両方の雲を見てトレンド方向が一致した時(雲の位置で判断)にエントリーするというロジックになっています。彼はもぐらトレードと呼んでいますが、これはとてもユニークで面白いアイデアだと私は思います。雲ブレイクとは逆の発想で、雲に当たって反発した価格の動きを捉えたトレード方法です。いずれもプライスアクションが重視する支持線・抵抗線の考えを元にしていますね。彼のトレード方法を参考にして最近まで二つの雲を使っていました。時には参考にしたいトレード方法だと今でも思っています。
2011年02月06日
一目均衡表でトレード
一目均衡表は、あらゆるテクニカル分析の中でもほぼパラメーターの設定を変えることなく使えるものです。実はパラメーターを変えて使う人もいますし、オプションの設定もあるのですが、私自身検証してみたところ、従来の9,26,52で問題ないようです。
一目均衡表を使う場合、やはり大きな時間足チャートが基本となるようです。このテクニカル分析を使う殆どのトレーダーは、一時間足チャートかそれ以上の時間足チャートでトレードしている人が多く、成功している人の中にはスイングトレーダーも多いのが特徴です。これは恐らく、一目均衡表の雲が小さな時間足チャートでは機能しにくいのではないかと思われます。
一目均衡表はチャート上に表示すると、一見とても複雑ですが、使い方は慣れるとそれほど難しくありません。まずは基本的なエントリーのサインを確認しましょう。一目均衡表を用いたトレードでは、順張りが基本となります。
・基準線と転換線のクロス
・雲の位置
・遅行線の位置
基準線と転換線のクロスとは、ゴールデンクロス・デッドクロスのことで、MACDやその他のクロスと似たような感じでエントリーサインとします。
雲の位置とは、チャート上の価格と一目均衡表の雲の位置のことです。先行スパン1と先行スパン2で作られる雲と呼ばれるものは、支持線・抵抗線として使われ、これがこのテクニカル分析のとてもユニークな存在となっています。強いトレンドがある場合、雲の位置がはっきりと価格の上か下に位置しています。価格の動きに迷いがある場合は、雲の中に価格があったりします。この一目均衡表の雲の存在はとても重要です。
遅行線の位置も、価格との位置関係を意味しています。遅行線が価格の上にあるなら「買い」となり、下なら「売り」です。遅行線は、26本前のロウソクの上に表示され、それがその時の価格(26本前)の上にあるか下にあるかを見て判断します。

上の図は、英語サイトで使われているもの(kumotrader.com)ですが、海外でも人気のあるテクニカル分析なんです。Cの赤線の所は、価格が雲の上に位置しています。Aは、雲の中に入って突き破ろうとしているポイントです。そして、Bが雲を抜けたポイントです。この図の左上を見ると、デッドクロス(赤線と青線)が見えますが、その時点では価格は一旦上昇していますね。つまり、デッドクロスのサインだけでは、ダマシに会うこともあるわけです。
先ほどの基準線と転換線のクロス、雲の位置、遅行線の位置の全ての条件がそろった場合なら、ほぼ手堅いトレードとなるでしょう。三役好転(買いで入る場合)などと呼ばれています。この条件のもとのエントリーはあらゆるテクニカル分析の中でも信頼度が高いもので、だいたい大きなトレンドがすでに発生している時に見られます。三役好転・三役逆転はかなり手堅いエントリーですが、このサインが出る頃には、トレンドが完全に形成された後になりますので、若干遅い場合もあります。MACDでの手堅いエントリーと似ている部分ですね。
こういう場合でのエントリーは、ほぼダマシがないと言えます。弱点は、大きなトレンドの時のみにしか通用しない事です。ですから、大きな波の動きを捉えたスイングトレードスタイルや、日足をベースにしたもの、それから大暴落などの場合にはより最適となります。
一目均衡表を使う場合、やはり大きな時間足チャートが基本となるようです。このテクニカル分析を使う殆どのトレーダーは、一時間足チャートかそれ以上の時間足チャートでトレードしている人が多く、成功している人の中にはスイングトレーダーも多いのが特徴です。これは恐らく、一目均衡表の雲が小さな時間足チャートでは機能しにくいのではないかと思われます。
一目均衡表はチャート上に表示すると、一見とても複雑ですが、使い方は慣れるとそれほど難しくありません。まずは基本的なエントリーのサインを確認しましょう。一目均衡表を用いたトレードでは、順張りが基本となります。
・基準線と転換線のクロス
・雲の位置
・遅行線の位置
基準線と転換線のクロスとは、ゴールデンクロス・デッドクロスのことで、MACDやその他のクロスと似たような感じでエントリーサインとします。
雲の位置とは、チャート上の価格と一目均衡表の雲の位置のことです。先行スパン1と先行スパン2で作られる雲と呼ばれるものは、支持線・抵抗線として使われ、これがこのテクニカル分析のとてもユニークな存在となっています。強いトレンドがある場合、雲の位置がはっきりと価格の上か下に位置しています。価格の動きに迷いがある場合は、雲の中に価格があったりします。この一目均衡表の雲の存在はとても重要です。
遅行線の位置も、価格との位置関係を意味しています。遅行線が価格の上にあるなら「買い」となり、下なら「売り」です。遅行線は、26本前のロウソクの上に表示され、それがその時の価格(26本前)の上にあるか下にあるかを見て判断します。
上の図は、英語サイトで使われているもの(kumotrader.com)ですが、海外でも人気のあるテクニカル分析なんです。Cの赤線の所は、価格が雲の上に位置しています。Aは、雲の中に入って突き破ろうとしているポイントです。そして、Bが雲を抜けたポイントです。この図の左上を見ると、デッドクロス(赤線と青線)が見えますが、その時点では価格は一旦上昇していますね。つまり、デッドクロスのサインだけでは、ダマシに会うこともあるわけです。
先ほどの基準線と転換線のクロス、雲の位置、遅行線の位置の全ての条件がそろった場合なら、ほぼ手堅いトレードとなるでしょう。三役好転(買いで入る場合)などと呼ばれています。この条件のもとのエントリーはあらゆるテクニカル分析の中でも信頼度が高いもので、だいたい大きなトレンドがすでに発生している時に見られます。三役好転・三役逆転はかなり手堅いエントリーですが、このサインが出る頃には、トレンドが完全に形成された後になりますので、若干遅い場合もあります。MACDでの手堅いエントリーと似ている部分ですね。
こういう場合でのエントリーは、ほぼダマシがないと言えます。弱点は、大きなトレンドの時のみにしか通用しない事です。ですから、大きな波の動きを捉えたスイングトレードスタイルや、日足をベースにしたもの、それから大暴落などの場合にはより最適となります。
2011年01月24日
MACDの必勝トレード
今回は久しぶりに初心者向けのトレード方法を紹介します。これはテクニカル分析の基礎が分かる初心者向けです。今回以降、このカテゴリで紹介するトレード方法はテクニカル分析を使ったものになります。(プライスアクションの方も初心者でも学べますが、時間が多少掛かる上に説明が長くなる為、テクニカル分析にエントリーを頼るという視点から、このカテゴリではテクニカル分析のトレード方法を初心者向けとして紹介していきます。)
私は使いませんが、ルールをきちんと守れば勝率も7割以上(あくまでも予想)の手法を教えます。テクニカル分析で人気の高いMACDを使うものなので、MACDが好きな人は是非参考にしてください。ちなみにこの手法は、最もオーソドックスでポピュラーなMACDトレード方法の一つであり、MACDを使った必勝パターンです。
単にMACDのエントリーサインとRSIとストキャスティックスのシグナルを確認するだけです。決済ポイントや損切りは各自のトレードスタイルと資金管理のルールに基づいて下さい。割と強いトレンドがない日はこの手法は通用しないところが難点ですが、順張りの「波に乗る」パターンが好きな人にはおすすめです。これに若干のアレンジなどもあれば精度が増しますが、すでに完成度が高いので心配ありません。下のリンクからご覧下さい。
必勝トレードパターン MACD
私は使いませんが、ルールをきちんと守れば勝率も7割以上(あくまでも予想)の手法を教えます。テクニカル分析で人気の高いMACDを使うものなので、MACDが好きな人は是非参考にしてください。ちなみにこの手法は、最もオーソドックスでポピュラーなMACDトレード方法の一つであり、MACDを使った必勝パターンです。
単にMACDのエントリーサインとRSIとストキャスティックスのシグナルを確認するだけです。決済ポイントや損切りは各自のトレードスタイルと資金管理のルールに基づいて下さい。割と強いトレンドがない日はこの手法は通用しないところが難点ですが、順張りの「波に乗る」パターンが好きな人にはおすすめです。これに若干のアレンジなどもあれば精度が増しますが、すでに完成度が高いので心配ありません。下のリンクからご覧下さい。
必勝トレードパターン MACD
2011年01月23日
様々なトレード手法
使えるトレード手法はたくさんありますが、一体どれが良いのでしょうか?仮にそれらをランク付けできるのであれば、一番使えるものを選べば後は無視しても良いほどです。或いは、複数のものを使ってやるのも良いかも知れません。私は後者の方を選んびました。そのおかげで一時期かなり混乱していた時もありましたが、後で大変為になりました。
いろいろなテクニカル分析を使ったトレード方法を学んだおかげで、ロジックの違いやチャートの分析方法の違いの理解を深める事でした。そして一見全く違うような見方でも、エントリーポイントがほぼ同じところであったのに気づいた時は非常に驚いたのを覚えています。同時に複数のトレード方法を検証したおかげで、それぞれのテクニカル分析の弱点なども理解できるようになりました。(それに関しては改めて書こうと思います)
さて、あるサイトで42種類のトレード方法を図解入りで簡単に説明したものがあります。
http://forex-strategies-revealed.com より
* Basic strategies
* Simple strategies
* Complex strategies
* Advanced strategies
という風にカテゴリがあり(英語ですが)、約90種類のトレード手法が学べます。トレード方法のタイトルがありますから、慣れた人だとそれを見ただけでどういうトレードロジックか分かるはずです。このサイトで参考にした手法は過去に2つほどあります。このサイトは実は他のFXフォーラムからパクッたもので、(^^; ForexFactory(FXフォーラム)に行けば100を超えるトレード手法が学べます。しかし、その中でも優秀なのは僅か20もあるかないかでしょう。ちなみにプライスアクションの手法が熟練したトレーダーの間で絶大な人気を独占しています。
研究に研究を重ねたトレーダー達が開発したものですが、フリーで公開されています。中にはテクニカル分析だけを駆使してあらゆる場面を想定したかなり複雑なトレード手法もあります。精度もかなりのもので、他の人がそれを盗んでEAとして売ったりしているものもある始末です。
FF(ForexFactory)は恐らくもっとも中身の濃いフォーラムの一つです。forex-tsd.comの方はメタトレーダー用のインジケーターを探すのに便利ですが、トレード手法の内容はイマイチですね。アメリカのサイトは実にいろいろと情報が豊富ですが、こういうようなサイトが日本にもあると良いのにと思います。私は最近はあまりインジケーターやテクニカル分析を駆使してやるトレード方法に興味はないのですが、ロジックをしっかりと説明しているトレーダーの手法なら読んでみる価値はあると思います。このブログでそういったトレード方法をこれから紹介して行きますが、今のところはあくまで初心者向けにターゲットを絞りたいと思います。
次回はいよいよテクニカル分析を使った、MACDを使ったトレード方法の紹介です。
いろいろなテクニカル分析を使ったトレード方法を学んだおかげで、ロジックの違いやチャートの分析方法の違いの理解を深める事でした。そして一見全く違うような見方でも、エントリーポイントがほぼ同じところであったのに気づいた時は非常に驚いたのを覚えています。同時に複数のトレード方法を検証したおかげで、それぞれのテクニカル分析の弱点なども理解できるようになりました。(それに関しては改めて書こうと思います)
さて、あるサイトで42種類のトレード方法を図解入りで簡単に説明したものがあります。
http://forex-strategies-revealed.com より
* Basic strategies
* Simple strategies
* Complex strategies
* Advanced strategies
という風にカテゴリがあり(英語ですが)、約90種類のトレード手法が学べます。トレード方法のタイトルがありますから、慣れた人だとそれを見ただけでどういうトレードロジックか分かるはずです。このサイトで参考にした手法は過去に2つほどあります。このサイトは実は他のFXフォーラムからパクッたもので、(^^; ForexFactory(FXフォーラム)に行けば100を超えるトレード手法が学べます。しかし、その中でも優秀なのは僅か20もあるかないかでしょう。ちなみにプライスアクションの手法が熟練したトレーダーの間で絶大な人気を独占しています。
研究に研究を重ねたトレーダー達が開発したものですが、フリーで公開されています。中にはテクニカル分析だけを駆使してあらゆる場面を想定したかなり複雑なトレード手法もあります。精度もかなりのもので、他の人がそれを盗んでEAとして売ったりしているものもある始末です。
FF(ForexFactory)は恐らくもっとも中身の濃いフォーラムの一つです。forex-tsd.comの方はメタトレーダー用のインジケーターを探すのに便利ですが、トレード手法の内容はイマイチですね。アメリカのサイトは実にいろいろと情報が豊富ですが、こういうようなサイトが日本にもあると良いのにと思います。私は最近はあまりインジケーターやテクニカル分析を駆使してやるトレード方法に興味はないのですが、ロジックをしっかりと説明しているトレーダーの手法なら読んでみる価値はあると思います。このブログでそういったトレード方法をこれから紹介して行きますが、今のところはあくまで初心者向けにターゲットを絞りたいと思います。
次回はいよいよテクニカル分析を使った、MACDを使ったトレード方法の紹介です。
2011年01月09日
地道に確実に稼ぐ不労所得
通常、銀行の定期預金金利が0.5%ならかなり良い方です。これは地方の銀行ではこのような高金利はあまりありませんが(沖縄は金利が高い)、ネットの銀行ではそれぐらい高くなっています。でもこれは、預金額が200~300万以上になっているのが普通です。定期ですから自由にお金を動かせない点はもちろん不利でもあります。
300万円預金 → 一年後に0.5%の利益 (300万円 X 0.005) 1万5千円の利益
FXのスワップ金利目的のキャリートレードという方法は、FX業者が提供するスワップポイントというものを元に、2つの通貨間の金利差を利用して稼ぐ方法です。ポジションを寝かせておいて稼ぐという方法ですから、銀行の定期預金金利の仕組みと似たような部分(預金だけでOK)があります。これがいわゆる何もしないでFXで稼ぐ不労所得のやり方です。FXのトレード方法の知識がゼロでも稼げます。
スワップポイント狙いの場合は、まず金利の低い通貨と高い通貨のペアを狙い、金利の高い通貨を低い通貨で買う事になります。具体的には、日本円(低金利)をベースに高金利であるオーストラリアドルなどを買うという事です。AUD/JPYのペアを買いのポジションでキープするという事になります。金利の高い通貨はオーストラリアドルの他に、南アフリカランド、ニュージーランドドル、トルコリラ、などもあります。
スワップポイントの例:
オーストラリアドル(高金利)と日本円(低金利)の通貨ペアの場合、現在1日当たり約110円くらいになっています。この通貨で買いのポジションを取っているだけで、毎日110円の利益を獲得できます。2日ですと、220円です。逆に、売りのポジションを持つと毎日110円の損失となります。
スワップ金利トレード(キャリートレード)の利点
・FXのレバレッジ制度を利用する為、低金額でできる。
・預金という方法ではない為、いつでもお金を引き出せる。
・定期金利よりも高い。
スワップ金利で得られる利益は、最近ではあるFX業者のスワップポイントの高騰があって(オーストラリアドルの高騰に伴う)、オーストラリアドルと日本円通貨ペアの場合、一日に130円程の差額をゲットできます。*ただしスワップポイントは毎月変わりますので、平均的には110円の差額くらいが目安となるはずです。下は、最低の取引量を元に計算した利益です。
130円 X 365 = 4万7千450円
110円 X 365 = 4万150円
銀行よりも高いですし、こういう事が実は10万円くらいからでも可能です。しかも通常は、リスクをかなり抑えても取引量は2万通貨くらいは余裕でポジションをキープできるはずですので、上の利益の2倍になります。
スワップ金利トレード(キャリートレード)の注意点
通常のトレードとキャリートレードは共通している所があります。どちらものトレードもポジションを取らなければいけないので、そのポジションの逆方向に価格が動いた場合には、その分の損失が発生します。FXの取引ルールに、強制ロスカットというのがあり、このロスカットにかかると保持していたポジションとその分の損失額を失ってしまいます。その対策として、レバレッジを5倍くらいにする、或いは証拠金に余裕を持たせてポジションを取ればよいのです。
もう一つの安全策を教えましょう。高金利の通貨が大暴落した後に買いのポジションを取る事です。一旦底に落ちれば後は上るしかないので、そこで買いのポジションを取れればレバレッジ50倍でも安泰といえます。もちろん、通貨が下がった場合はスワップポイントも下がりますが、それでもオーストラリアドルなら70円くらいの金利差額はあるでしょう。現在、オーストラリアドルは史上最高額(9月は75円だったが今は83円)になってしまいましたので、この方法でポジションを取る事はできません。
大底でオーストラリアドル・日本円ペアを買うと殆どリスクなしで取引できますので、10Lots以上の取引量も余裕になります。(ただし、レバレッジはせいぜい20倍程にする)その後オーストラリアドルの高騰につれてスワップポイントも増えますので、スワップポイントが一年間で平均的に85として考えると、85 X 365 X 10 = 31万250円の金利がゲットできます。銀行への預金って何なんだろうって思いますよね。^^;
300万円預金 → 一年後に0.5%の利益 (300万円 X 0.005) 1万5千円の利益
FXのスワップ金利目的のキャリートレードという方法は、FX業者が提供するスワップポイントというものを元に、2つの通貨間の金利差を利用して稼ぐ方法です。ポジションを寝かせておいて稼ぐという方法ですから、銀行の定期預金金利の仕組みと似たような部分(預金だけでOK)があります。これがいわゆる何もしないでFXで稼ぐ不労所得のやり方です。FXのトレード方法の知識がゼロでも稼げます。
スワップポイント狙いの場合は、まず金利の低い通貨と高い通貨のペアを狙い、金利の高い通貨を低い通貨で買う事になります。具体的には、日本円(低金利)をベースに高金利であるオーストラリアドルなどを買うという事です。AUD/JPYのペアを買いのポジションでキープするという事になります。金利の高い通貨はオーストラリアドルの他に、南アフリカランド、ニュージーランドドル、トルコリラ、などもあります。
スワップポイントの例:
オーストラリアドル(高金利)と日本円(低金利)の通貨ペアの場合、現在1日当たり約110円くらいになっています。この通貨で買いのポジションを取っているだけで、毎日110円の利益を獲得できます。2日ですと、220円です。逆に、売りのポジションを持つと毎日110円の損失となります。
スワップ金利トレード(キャリートレード)の利点
・FXのレバレッジ制度を利用する為、低金額でできる。
・預金という方法ではない為、いつでもお金を引き出せる。
・定期金利よりも高い。
スワップ金利で得られる利益は、最近ではあるFX業者のスワップポイントの高騰があって(オーストラリアドルの高騰に伴う)、オーストラリアドルと日本円通貨ペアの場合、一日に130円程の差額をゲットできます。*ただしスワップポイントは毎月変わりますので、平均的には110円の差額くらいが目安となるはずです。下は、最低の取引量を元に計算した利益です。
130円 X 365 = 4万7千450円
110円 X 365 = 4万150円
銀行よりも高いですし、こういう事が実は10万円くらいからでも可能です。しかも通常は、リスクをかなり抑えても取引量は2万通貨くらいは余裕でポジションをキープできるはずですので、上の利益の2倍になります。
スワップ金利トレード(キャリートレード)の注意点
通常のトレードとキャリートレードは共通している所があります。どちらものトレードもポジションを取らなければいけないので、そのポジションの逆方向に価格が動いた場合には、その分の損失が発生します。FXの取引ルールに、強制ロスカットというのがあり、このロスカットにかかると保持していたポジションとその分の損失額を失ってしまいます。その対策として、レバレッジを5倍くらいにする、或いは証拠金に余裕を持たせてポジションを取ればよいのです。
もう一つの安全策を教えましょう。高金利の通貨が大暴落した後に買いのポジションを取る事です。一旦底に落ちれば後は上るしかないので、そこで買いのポジションを取れればレバレッジ50倍でも安泰といえます。もちろん、通貨が下がった場合はスワップポイントも下がりますが、それでもオーストラリアドルなら70円くらいの金利差額はあるでしょう。現在、オーストラリアドルは史上最高額(9月は75円だったが今は83円)になってしまいましたので、この方法でポジションを取る事はできません。
大底でオーストラリアドル・日本円ペアを買うと殆どリスクなしで取引できますので、10Lots以上の取引量も余裕になります。(ただし、レバレッジはせいぜい20倍程にする)その後オーストラリアドルの高騰につれてスワップポイントも増えますので、スワップポイントが一年間で平均的に85として考えると、85 X 365 X 10 = 31万250円の金利がゲットできます。銀行への預金って何なんだろうって思いますよね。^^;
2011年01月08日
初心者向けのトレード手法 其の4
このトレード方法は勝率が恐らく9割を超えます。テクニカル分析も必要なしですが、鋭い観察力を必要とします。初心者はチャートに見慣れていない人が多いですので、これはもう少し経験者でなければいけないかもしれません。ただし、ちょっとした注意力と観察力だけでOKです。
コピートレード
常に連動する通貨ペアのチャートを4つくらい開いて見ている人は気づいた事があるかもしれませんが、ある通貨ペアが他の通貨ペアに影響して相場の動きをリードしている事があります。だいたいメジャーの通貨ペアでそういう現象が起こり、これを利用してトレードするわけです。例えば、ユーロとドルの動きがユーロ円にも影響する事がよくありますが、最初にユーロドルの相場が動いて、その数秒後にユーロ円が全く同じように動く場合があります。この現象を利用すれば、ほぼ確実に勝てます。
これで稼がせてもらったのは多いですが、この現象は毎回起こるものではありません。とにかくしっかりと観察していれば、リードしている通貨ペアの相場をコピーするだけです。テクニカル分析も何も必要ありません。
コピートレード
常に連動する通貨ペアのチャートを4つくらい開いて見ている人は気づいた事があるかもしれませんが、ある通貨ペアが他の通貨ペアに影響して相場の動きをリードしている事があります。だいたいメジャーの通貨ペアでそういう現象が起こり、これを利用してトレードするわけです。例えば、ユーロとドルの動きがユーロ円にも影響する事がよくありますが、最初にユーロドルの相場が動いて、その数秒後にユーロ円が全く同じように動く場合があります。この現象を利用すれば、ほぼ確実に勝てます。
これで稼がせてもらったのは多いですが、この現象は毎回起こるものではありません。とにかくしっかりと観察していれば、リードしている通貨ペアの相場をコピーするだけです。テクニカル分析も何も必要ありません。
2011年01月06日
初心者向けのトレード手法 其の3
レンジ場での価格の動きはかなりパターン的です。これを利用したスキャルピングは勝率がとても高く、有名なシステムトレードもこのスキャルピングルールを使っています。まずマーケットがとても静かな時間帯を選びます。オセアニア時間のちょっと前や、お昼の2時辺りもマーケットがあまり動かない時間帯です。深夜の2時頃も小さな動きが多いようです。
動きが小さい変わりに小さな波を打って動く事が多く、その波を利用してトレードできます。レンジ場で使えるRSIを使っても良いです。波の上の所で売りポジションを取り、下の所で買いのポジションをとります。決済のポイントも波の上下となります。
この方法はトレンドに乗るという人気のトレード方法とはかなり違い、トレンドのない相場でやるものです。ですから大きな利益は望めませんが、勝率がずば抜けています。これだけでも8割は堅く、トレードチャンスも何回もあります。
スキャルピングですから、一回のトレードで5pips位狙うのがコツです。また、損切りは2pips位でOKです。損切りの設定なしにトレードするとブレイクが起きた時に大変な事になりますので、くれぐれも忘れないで下さい。
動きが小さい変わりに小さな波を打って動く事が多く、その波を利用してトレードできます。レンジ場で使えるRSIを使っても良いです。波の上の所で売りポジションを取り、下の所で買いのポジションをとります。決済のポイントも波の上下となります。
この方法はトレンドに乗るという人気のトレード方法とはかなり違い、トレンドのない相場でやるものです。ですから大きな利益は望めませんが、勝率がずば抜けています。これだけでも8割は堅く、トレードチャンスも何回もあります。
スキャルピングですから、一回のトレードで5pips位狙うのがコツです。また、損切りは2pips位でOKです。損切りの設定なしにトレードするとブレイクが起きた時に大変な事になりますので、くれぐれも忘れないで下さい。
2010年12月29日
初心者向けのトレード手法 其の2
ダウ理論は基礎中の基礎ですが、これはプライスアクション呼ばれる相場の典型的な動きを利用したトレード方法です。このトレード方法も殆どテクニカル分析を必要としません。ポイントとなる支持線・抵抗線を引いてそれらに注目し、そのラインを超えたところで順張りします。
これだけでトレードできるのかというほど簡単そうですが、これは事実です。とくに節目となる支持線や抵抗線を越えると、トレンドの発生になったりして動きに加速が増します。これはプロもやるトレード方法で、とてもシンプルなトレード方法となります。
難しい所といえば、どこに支持線や抵抗線を引くかです。これは経験が物をいいますが、チャート上の左側、すなわち過去の相場の流れを見て、大きく反発しているポイントなどをチェックします。15分足や1時間足で見られる大きなヒゲつきのロウソクは要注意です。その外に重要とされるポイントはピボットポイントでしょう。これらのポイントも割りと支持線・抵抗線として働きます。
さて、このトレード方法に名前をつけたのがブレイクアウトと呼ばれるトレンド発生時にエントリーを狙ったやり方です。これはレンジ場を見つけて、そこから大きく展開していく相場の動きをキャッチするものです。相場が上下に行ったり来たりしているレンジ場は、その上下の幅がそのまま支持線・抵抗線として機能しますので、とても分かりやすいですね。後は相場が支持線を割るか抵抗線を割って上に行くかを見張れば良いのです。順張りトレードの基礎中の基礎です。これだけでもはっきり言って毎日30pipsは堅いでしょう。
これだけでトレードできるのかというほど簡単そうですが、これは事実です。とくに節目となる支持線や抵抗線を越えると、トレンドの発生になったりして動きに加速が増します。これはプロもやるトレード方法で、とてもシンプルなトレード方法となります。
難しい所といえば、どこに支持線や抵抗線を引くかです。これは経験が物をいいますが、チャート上の左側、すなわち過去の相場の流れを見て、大きく反発しているポイントなどをチェックします。15分足や1時間足で見られる大きなヒゲつきのロウソクは要注意です。その外に重要とされるポイントはピボットポイントでしょう。これらのポイントも割りと支持線・抵抗線として働きます。
さて、このトレード方法に名前をつけたのがブレイクアウトと呼ばれるトレンド発生時にエントリーを狙ったやり方です。これはレンジ場を見つけて、そこから大きく展開していく相場の動きをキャッチするものです。相場が上下に行ったり来たりしているレンジ場は、その上下の幅がそのまま支持線・抵抗線として機能しますので、とても分かりやすいですね。後は相場が支持線を割るか抵抗線を割って上に行くかを見張れば良いのです。順張りトレードの基礎中の基礎です。これだけでもはっきり言って毎日30pipsは堅いでしょう。
2010年12月28日
初心者向けのトレード手法 其の1
今回からトレード手法のシリーズ化を始めたいと思います。最初にまず初心者向けのトレード手法を紹介しますが、これは上級者でも見逃せないトレード手法ですから、万人向けと言った方が正解かも知れません。
まずなんといっても簡単である事が基本でしょう。「簡単」という定義はあまりテクニカル分析を使わないという所に着目しています。それでも尚且つすぐ役に立つもの、そういうトレード手法を紹介したいと思います。注意したいのは、簡単である事実と勝率とは全く別物である事です。やはり勝率100%のトレード方法だけは存在しません。
窓埋めトレード
FXで窓を見ることは株の相場と比べてあまりありませんが、毎回窓をあける時があります。それは月曜日の朝です。その前の週の終値との間に窓(ギャップ)がでてくるんです。月曜日の朝の典型的な相場の動きは、まず窓が出てそのギャップが少し広がります。それからお昼辺り頃には徐々にギャップが埋まるように価格が動いていきます。

窓を埋めるからといってすぐにポジションを取らずに、少し様子見する方が良いと思います。経験上、窓はすぐには埋まらないからです。特にギャップが大きい場合は様子見しましょう。この価格の動きはかなり典型的です。テクニカル分析もプライスアクションによる判断でもありません。単なる価格の調整だと思われますが、これだけでも月曜日は利益になる確率が非常に高くなってきます。
この手法を利用して稼いだ記録はこちらです。
まずなんといっても簡単である事が基本でしょう。「簡単」という定義はあまりテクニカル分析を使わないという所に着目しています。それでも尚且つすぐ役に立つもの、そういうトレード手法を紹介したいと思います。注意したいのは、簡単である事実と勝率とは全く別物である事です。やはり勝率100%のトレード方法だけは存在しません。
窓埋めトレード
FXで窓を見ることは株の相場と比べてあまりありませんが、毎回窓をあける時があります。それは月曜日の朝です。その前の週の終値との間に窓(ギャップ)がでてくるんです。月曜日の朝の典型的な相場の動きは、まず窓が出てそのギャップが少し広がります。それからお昼辺り頃には徐々にギャップが埋まるように価格が動いていきます。
窓を埋めるからといってすぐにポジションを取らずに、少し様子見する方が良いと思います。経験上、窓はすぐには埋まらないからです。特にギャップが大きい場合は様子見しましょう。この価格の動きはかなり典型的です。テクニカル分析もプライスアクションによる判断でもありません。単なる価格の調整だと思われますが、これだけでも月曜日は利益になる確率が非常に高くなってきます。
この手法を利用して稼いだ記録はこちらです。