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実物大ガンダム、お台場で完成 富野総監督「ピースフルな色」

2009年7月11日

写真ライトアップされた全長18メートルのガンダム像 (C)創通・サンライズ写真拡大セレモニーに参加した(左から)古谷徹さん、富野由悠季総監督、GACKTさん写真展示は8月31日まで (C)創通・サンライズ

 人気アニメ「機動戦士ガンダム」の放映30周年を記念して制作された「実物大」のガンダム、全長18メートルの巨大な立像がこのほど完成。東京・お台場の潮風公園で10日、オープニングセレモニーがあり、関係者らにお披露目された。(アサヒ・コム編集部 安冨良弘)

【動画】ガンダム、お台場に立つ写真で見る等身大ガンダム

 式典ではレーザーや照明で薄暮の空にガンダムが浮かび上がった。ガンダム生みの親である、富野由悠季総監督や、主人公のアムロ・レイ役を演じた、声優の古谷徹さんらがあいさつした。

 富野総監督は「大地の潤いの色は緑だと思っています。そして、この場所にこういう形でおもちゃカラーのガンダムのモデルが立つということで、思い知らされたことがひとつあります」と語り出した。

 「おもちゃ色」と表現する、赤青黄の3色に彩られたガンダムを、1/1の実物大で大地の上に作ることには多少の懸念があったと振り返る。

 「赤青黄と白は、子どもたちが一番始めに慣れ親しむ色。おそらく生まれた瞬間に好きになることができる色なのではないか。だから、おもちゃカラーであっても、1/1で、ここに立っても似合っているんだということを思い知らされたんです。改めて、子どもたちを引き寄せることができるこのカラーリングは、ピースフルな、ハッピーな物なんだということがわかりました」と語った。

 このガンダム立像には8月から2016年の東京への五輪招致のマークが書き込まれる予定。展示は緑あふれる東京再生を目指す、東京都公園協会などの「GREEN TOKYO ガンダムプロジェクト実行委員会」が主催。11日から、8月31日まで無料で公開される。

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