 |
2011年7月20日(水) 19:30 |
|
 |
覚せい剤密輸米国籍の男、控訴棄却
去年7月、覚せい剤を岡山空港から密輸しようとし、一審の裁判員裁判で、有罪判決を受けたアメリカ国籍の男の控訴審です。 広島高裁岡山支部は、一審の判決を支持し、控訴を棄却しました。
判決を受けたのは、レイアン・アシュレイ・マッケイン被告です。 被告は去年7月、岡山空港で覚せい剤約3キログラムを、スーツケースに隠して密輸入しようとしたもので、一審の裁判員裁判で、懲役10年・罰金400万円の有罪判決を受けていました。 裁判は、マッケイン被告が、故意に覚せい剤を密輸しようとしたかが争点でしたが、20日の判決で、広島高裁岡山支部の山嵜和信裁判長は、被告が空港でスーツケースの入手経路など、虚偽の供述をしていることなどを指摘し、「被告の供述は信用性にかけ、密輸が故意であったという推認を裏付ける証拠もある」などとして、控訴を棄却しました。
|
|