放射性セシウムを含む稲わらを肉牛に与えていた問題で、汚染疑いのある牛が静岡県富士宮市の農家から148頭、岩手県の農家から81頭それぞれ出荷されていたことが20日、両県の調査で分かった。
静岡県によると、富士宮市の農家は宮城県登米市産の稲わら70トンを購入。わらから1キログラム当たり9380ベクレルの放射性セシウムを検出した。この農家からは4月以降148頭が静岡県内と愛知、大阪に出荷されており、流通状況を調べている。
富士宮市からの出荷先は静岡県内の食肉センターに31頭、愛知県豊橋市の東三河食肉流通センターに26頭、大阪市の同市食肉処理場に91頭。
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