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　反原発発言をきっかけに、１３年間所属した事務所を５月に退社した俳優・山本太郎（３６）が２０日、関西テレビの報道番組「スーパーニュースアンカー」に出演した。騒動後、初めてテレビ生出演した山本は、ほおがげっそりとこけ、騒動の影響をうかがわせたが、「目先のお金を守るために命を犠牲にする政府の対応は許せない。今、世論が訴えかけないと日本は変えられない」と持論を展開した。

　番組では今月、福島県を訪れたＶＴＲをもとに、政府の対応の遅れを指摘。「勝手なことは言えないので、現地取材とスタジオでの話の両方ができる番組を探していた。ありがたいことに、それをいただけたので」と出演の経緯を説明した。

　現在はフリーで、ギャラの発生する仕事はその都度マネジャー業務をしてくれる人を発注し、ノーギャラの取材やイベント出演などは自らが窓口になって活動。俳優業も「バリバリ現役です！！」と、８月には映画撮影とテレビ番組の企画でインドネシアに向かうという。