2011年07月18日
がれきマラソン!人との出会い。
こんにちは、”野人きょうこ”と申します。
今回の石巻がれきマラソン(仮)をやろ~と言い出した、やたら熱い変なこだわりあり?の名もない会社員です。
がれきマラソンは、6月9日~11日2泊3日の特定非営利活動法人ジェン(JEN)の泥だしボランティアに参加して出会った1人の方との出会いでした。宮城県石巻市渡波町黄金浜地区での側溝のセメント蓋を開けて、溜まった泥を土のう袋に入れて一輪車で運び、泥を出した側溝に、石灰を撒き、蓋をする。何度も何度です。この作業は今日も続いています。
その作業をしている最中に、元気な声で「無理しないでね。」 「大丈夫。」 「仲良くね。」とボランティア参加に声をかけるおじさんがいました。
その方が、藤田利彦さん(石巻市復興を考える市民の会 代表)でした。
藤田さんは、3.11の震災(津波)で家族を亡くされているにもかかわらず、明るく、元気にふるまう、前向な姿を見せて頂きました。そんな素晴らしい、藤田さんと沢山の話をさせていただきました。
藤田さんとの話の中で、今からの黄金浜(石巻)の夢を聞かせて頂く事ができました。
その夢は、「東京マラソンのように大勢の人が、このがれきの町を走ってもらいたい。」というお話でした。マラソンを開催する事で、
①参加者が、がれきの町を知る事で芽生える心。
(被災地を知る事での自分が出来る何かを見つける。)
②住民のみなさまが、がれきの町でもマラソン大会を開催できる証
(被災者のみなさんへ勇気と元気を与えられる。)
③毎年開催する事で、がれきの町の復興を参加者、現地のみなさんが実感できる。(被災地の復興がわかり、復興をふり返る事ができる。)
この3つを聞かせて頂きました。絶対に開催しなければならないと私の心がスイッチオンになりました。
今でも忘れません、6月11日に東京駅に到着した後に藤田さんへ電話をして「必ず開催しましょうね。」と2人で誓い合いました。(何も考えずに。。いつもの想いだけで。。)
その後、JENさんへ企画書を提出させて頂き、ボランィテア参加して熱くなっているメンバー+αのみなさんを紹介頂きました。その会合の中で、想いの全てを語らせて頂きました。熱い、すてきな仲間は、私の想いに賛同してくれました。昨年の11月以来?の涙がちょちょり出た。。長い~夜でした。。
何度かの東京メンバーでの打合せを経て、7月15日(金)に再度、石巻 黄金浜へ向かいました。東京で纏めてきた内容をプレゼン(石巻がれきマラソンへの想い<企画概要1>、石巻がれきマラソンへの想い<企画概要2>)をさせて頂きました。市内数ヶ所で説明しました。何処でも賛同頂きました。ただ、被災者の皆様への心情に配慮しながら進めて行く事も大切であると現地に行き理解しました。
被災地(石巻)での前人未踏の開催です。課題は沢山ありますが、熱く心温かい、東京メンバー、黄金浜メンバー、応援頂く沢山の皆さんの力で必ず開催したします。
予定では、10月10日 月曜日(体育の日)石巻市 渡波町 黄金浜 近郊です。(決定しましたら、即!ブログでお知らせします。)
今日も、明日も、週末も、復興/復旧の日々の現地です。光がほしいと。。それは、楽しい目標(近い)がある事でがんばれるという事でした。(藤田さん談)
皆さんの応援が必要です。大会開催に向けてお力と賛同ください。よろしくお願いいたします。 野人きょうこ