新展望デッキ完成、見晴らし良好 宮津・傘松公園
名勝・天橋立を北から望む京都府宮津市大垣の傘松公園の展望台に、新しい展望スペース「スカイデッキ」が完成した。手すりの側面をガラス張りにして見晴らしをよくするとともに、スリル満点の「空中散歩スペース」も設置。「今までにない開放感を楽しんで」と来場を呼び掛けている。
新しいデッキは、リフトの駅の真上に設けられ、半径約7メートルの半円形。山の斜面から張り出す形となり、視界いっぱいに天橋立や山並みなどを眺められるようになった。
デッキの一部は床をガラス張りにした長さ3メートルの通路を突き出させ、「空中散歩」の気分で足元から約40メートル下の景色も楽しめるようになった。改修から初めて休日となった先週末は、怖がりながらも記念撮影を楽しむ観光客の姿が見られた。
傘松公園を運営する丹後海陸交通(本社・与謝野町)は「景色を見慣れたスタッフからも『まるで船先からの景色みたい』と好評です。新しい角度からの眺望をぜひ味わってほしい」と話していた。
今後、新しい休憩エリアや車いす用スロープの設置などの改修を続け、完成は9月3日の予定。
【 2011年07月06日 11時46分 】
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