天橋立彩る海上花火 最終回の宮津「炎の架け橋」
京都府宮津市の名勝・天橋立をかがり火で彩る「天橋立・炎の架(か)け橋」が8月7日に開かれる。市の補助の廃止で最終回となる今年は、海上から噴水花火を上げてフィナーレを飾るほか、神話にちなんで男女の出会いを演出するイベントも企画している。
炎の架け橋は、天橋立の外海側に200のかがり火をたき、海岸線を浮かび上がらせる。1994年から続く恒例行事だが、来年度からは中止の方針が決まっている。
当日は午後1時から北端の籠神社で鑚火(さんか)式を行い、同7時20分から同8時過ぎまでかがり火が点火される。点火の始めと終わりには、海岸線に沿った海上の10カ所から噴水状に火が出る花火計20発が上げられる。フラダンスの発表会やミニライブもある。
今年は、天橋立を男神と女神をつなぐ「愛の架け橋」と見立てた神話に基づき、かがり火の点火やその後のパーティーを楽しむ独身者限定の出会いイベント(男性5千円、女性4千円)も行う。点火のみのボランティア(高校生以上)や点火式を行う結婚予定のカップル1組も7月5日まで募集している。
問い合わせは丹後観光情報センター内の実行委事務局TEL0772(22)8030。
【 2011年06月28日 11時58分 】
ソーシャルブックマークへ投稿: | Tweet | (ソーシャルブックマークとは) |