ピンパォン退団！当初契約延長の方向も連係合わず…Ｃ大阪

　Ｃ大阪は１９日、ブラジル人ＦＷホドリゴ・ピンパォン（２３）が契約満了につき退団すると発表した。今季、ブラジルのバスコ・ダ・ガマから８月１日までの期限付き移籍で加入。リーグ戦１４試合で４得点を挙げたが、２０日に帰国することになった。

　主に１トップで出場していたが、周囲との連係はかみ合っていなかった。また、３対１など圧倒的な数的優位の状況でもパスを出さず、強引な突破を仕掛けて止められるなど視野の狭さも目立った。１６日の神戸戦（ホームズ）でもいいところなく、途中交代していた。

　当初は契約延長の方向で交渉を進め、レヴィー・クルピ監督（５８）も７日に「チームに残る可能性は高い」と残留を示唆していたが、クラブ幹部は「この前の試合で見切ったのでは。何かを変えなければいけない」と説明。今後、新外国人を獲得する可能性もある。