政府は20日、「電力需給に関する検討会合」を首相官邸で開き、夏の電力需給対策を決めた。関西、北陸、中国、四国、九州の電力5社の供給力が最も低下した場合は、西日本で供給が需要を1・2%下回る見通し。このため関電管内の企業や家庭に、ピーク時の需要を昨夏に比べ10%以上削減する節電を要請した。
期間は7月25日から9月22日まで。平日の午前9時から午後8時までを対象とした。今後も節電効果が見込めることや準備不足から、東京電力や東北電力管内で発動している電力使用制限令は見送った。
(2011/07/20 22:48)
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