2011年5月23日 10時33分 更新:5月23日 10時40分
自立式電波塔として世界一高い「東京スカイツリー」(634メートル、東京都墨田区)の上部で建設資材を組み立てていたタワークレーン4基の解体作業が23日、始まった。建設の大型資材を運び終えたことで役目を終えたためで、7月中旬までに解体、撤去される。
事業主体の東武鉄道によると、4基は第1展望台(375メートル)屋上の東西南北に配置され、この日は北側クレーンの解体に着手。作業はそれぞれ隣のクレーンが行い、最後に残った1基は解体専用クレーンで取り外す。スカイツリーは内装工事などを経て年末に完成し、来春開業する予定。【和田浩幸】