michiruのブログ

もしかしたら、michiru はブリーチ剤依存症かもしれません。

数年前、インフルエンザやノロ・ウィルス感染の流行に備えて、勤務先で徹底した予防法を習って以来なのです。

ノロウイルス（Norovirus）とは非細菌性急性胃腸炎を引き起こすウイルスの一種である。カキなどの貝類による食中毒の原因になるほか、感染したヒトの糞便や嘔吐物、 あるいはそれらが乾燥したものから出る塵埃を介して経口感染する。 (インターネットより引用）

次亜塩素酸ナトリウムは,ノロウイルスの消毒には有効であるといわれています。 家庭で入手できるものとしてはライオンブリーチとか花王ハイターなんかがあります。
ピューラックス は、次亜塩素酸ナトリウム6％の製品です。目的に応じて必要とする成分濃度（％）に希釈調整して使用します。安定性に優れており、医療関係者や保健所からも、安全に、安心して使用出来ると推挙されている製品です。

また、母がある時期「疥癬症」に感染してしまい（決して入院先で罹ったものではありませんでした。感染ルートには思い当たることがあり、もちろんmichiru家でもありません。私も父も無事でしたから。）入院先の主治医から、他の患者さんへの感染拡大防止のため一時退院を余儀なくされ、自宅にての対処を指示されました。

疥癬症

人に寄生する疥癬ダニによってもたらされる皮膚掻痒症。ダニが人体に卵をうみつける。患者との接触や衣類・寝具から感染。潜伏期間約一カ月。

約三週間、毎日患者（母）をムトウハップ入りのお風呂に入浴させ、首から下の全皮膚にオイラックス軟膏を塗付し、家族のものも含め全ての着衣とタオル類、布団カバー類を毎日交換、洗濯消毒しました。自宅に乾燥機はないから、毎日洗濯・脱水したもの約9Ｋg を車でコインランドリー まで運び、乾燥機（熱処理によって殺菌効果）だけ使用していました。

仕上がった洗濯ものをたたむだけでも数十分かかりました。また三人分の寝具カバー交換（はずして、新たなカバーをかける）には３０分ぐらいかかりました。

母は肌が弱く治りが悪かったので、「痒い痒い」と盛んに訴えていました。毎日の入浴もとてもつらそうでした。そこで在宅診療の皮膚科の先生の力を借り、やっと完治させた経験があります。（なんか当時を思い出して、ウルウルしてしまいます。）

その時以来、普段から消毒には気を使うようになりました。特にトイレや水周りには気を使います。特にノロ・ウイルスには、次亜塩素酸ナトリウム（次亜塩素酸ソーダ）が有効です。

ということで、我が家ではかなりの量のハイターと泡ハイターをストックしています。していました。沢山ストックしていないととても不安だったのです。

しかし、この度の東日本大震災で、物流のルートが途切れ物資不足が生じた際に、つくづく自分の物品管理やライフスタイルを見直しました。自分でも解っていましたが、「消毒、消毒」と少々過剰に反応していたのではないか？と気づかされたのです。

取ってつけたような話ですが、これは実感です。正直なところ、あの匂いに少々辟易していました。そこで、約３年ほど依存していたブリーチからの脱却を図ることにしました。それがこれです。

　　　　

通称「バイオ活性水」。乳酸菌や酵母菌に代表される有用菌（約２０種類）を培養して作られており、無色、無臭です。それらが発生させる特殊な酵素との相乗効果により、」食品を腐敗させる酵素や黄色ブドウ状球菌など人体や生物に有害な菌をを消毒する働きがあります。

上記のタンクから分け入れて使用しています。

食器類、まな板、木のしゃもじ、布巾にぴったりです。

箱の蓋書きに説明が書かれています。

使用状態が判るよう、あえて着色させたものもあります。（茶褐色）

以前業者さんに勧められていたものでしたが、まだコストが高いので使用を躊躇していて、その後すっかり存在すら忘れていたのです。思い出して、生ごみやプラスチックトレイ、ペットボトル、流しの排水溝に噴霧してみました。

生ごみは多少匂うものですが、今回はごみ箱のふたの裏など、ほとんど匂いが感じられません。我が家は、ブリーチも併用しますが、用途に分けて、バイオ活性水も使用することとしました。これでどうやらブリーチ依存症から抜けられそうです。

脱原発が論議され（いや、論議されているわけではないのかな？でも何かとかまびすしい世の中ですが・・・・・）我が家はマイペースで　「脱ブリーチ」　です。

　お断り　

ここに登場する製品は、その製品の特徴、効能、使途、注意事項、購入経路、方法等はそれぞれありますが、ここでは私からは、購入や製品の推薦は一切いたしておりません。万が一にでも薬品事故があってはならないですから。ただ我が家にこれらが「ある」というだけです。使用に当たっては、患者の症状に応じて医師の指導も受けていましたことを申し添えておきます。

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