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【石川】腹ぺこタヌキいずこへ 金沢・桜町2011年7月20日
餌やり後 姿見せず案じる住民金沢市中心部の同市桜町の住宅街で18日午後、やせ細った野生のタヌキが現れ、近寄っても逃げずに与えた餌を食べる様子が話題に。その後、姿を見せず、弱々しい表情を思い出す住民らは気をもんでいる。 (泉竜太郎) 見つけたのは桜町の高校一年東夏帆さん(15)。民家の庭先にうずくまり、友人や近所の主婦らと近づいても逃げるそぶりすら見せず、ドッグフードを与えたらおいしそうにほおばった。 タヌキは尾の周りの毛が薄くなり、骨が浮き出て見えるほどやせていた。写真を見たいしかわ動物園(石川県能美市)の大井毅獣医によるとダニなどが原因の皮膚病にかかっているようだとか。
卯辰山に近いこのあたりでは、時折タヌキが出没する。大井獣医は、野生動物には餌付けをせずに見守るようアドバイス。「よほど空腹だったのだろう」と案じる住民たちは「元気になって山に帰ってほしい」と願っている。 PR情報
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