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2011年7月19日14時16分

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首相、汚染牛問題で陳謝 「事前に防止できず責任」

 菅直人首相は19日の衆院予算委員会で、福島県産の牛の肉から放射性セシウムが検出された問題について「事前に防止できなかった。私自身含めて責任を感じており、大変申し訳なく思っている」と陳謝した。また、枝野幸男官房長官は農家が受けた損害は国が補償する考えを示した。

 いずれも自民党の長島忠美氏の質問に答えた。枝野氏は「農家の受けている経済的・精神的影響は原子力災害の補償対象に当然なるので、ルールに基づいて進めていく。畜産家が受けた損害は最終的には国の責任でしっかり補填(ほてん)していく」と述べた。

 一方、首相は、サッカーの女子ワールドカップ(W杯)での日本代表の初優勝に関連し、「私もやるべきことがある限りは、あきらめないでがんばらなければならない」と語り、当面の政権維持に意欲を示した。民主党の近藤洋介、自民党の小池百合子両氏の質問に答えた。

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