| SP+メーカーでWindows、Officeソフトの統合CDを作ろう! | ||
| 2007.3.27 2010.5.8更新 |
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| 掲載サイト: .NET STATION for FC2 |
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| ●SP+メーカーとは? | ||
■ソフトウェアの概要 本ソフトウェアは、Windows 2000/XP/Server 2003 のオリジナルインストールCDをもとに、Service Packやその後 にリリースされたアップデートを適用させたブート可能なISOイメージを作成するGUIベースのソフトです。ただし、オ リジナルインストールCDがない場合やWindows 2000/XP がプレインストールされたパソコンに付属のリカバリーC Dからアップデートを適用させたCDを作成できない場合があります。作成できない場合は、HotFix専用インストール CDを作成してみて下さい。HotFix専用インストールCDとは、稼動中のWindows上で Service Pack やアップデートの 適用のみを行うCDです。稼動中のWindowsが適用対象なので、作成にあたりWindowsのインストールCDは不要で 、現在稼動中のWindowsに必要なアップデートのみを適用させるといったことが可能です。 また、Windows 2000/XP/Server 2003 の他に、Office 2000/XP[VL版]/2003[VL版/OEM版]/OneNote 2003[VL版] /Project 2003[VL版]/Visio 2003[VL版]への Service Pack やその後に公開されたアップデート適用済みインスト ールISOイメージ、または、HotFix専用インストールCDの作成も可能です。 また、Windows Vista/Server 2008/7/Server 2008 R2、Office 2007/Viewerにおいては、HotFix専用インストール CDの作成が可能です。 Service Pack が更新され、現在自分が持っているインストールCDの Service Pack が古い、または適用されてい ないインストールCDをお持ちの方は、本ソフトウェアを使って、最新の Service Pack を適用させたインストールCD を作成してみてはいかがでしょうか? 本ソフトウェアにはISOイメージ作成機能の他にライティング機能もありますので、ISOイメージの作成から、CD/DVD メディアへのライティングまでを、本ソフトウェアのみで行うことができます。 (公式より引用)
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| ●動作環境とダウンロード | ||
SP+メーカーはA.K.Office 古川 明人氏のHPから入手可能。バグ等を発見したらサポート掲示板で報告すると次回の バージョンに役立ててもらえるだろう。左の【ソフトウェア】内にあるSP+メーカーをクリックして「SP+メーカー」をダウンロード しよう。 公式ページ:http://www.ak-office.jp/ SP+メーカーの説明:http://www.ak-office.jp/original/soft/winsppm.html(「SP+メーカーとは?」と同じページ) Visual Basic 6.0 SP6 ランタイムファイル 3.30:http://www.vector.co.jp/soft/win95/util/se342080.html ※上記のランタイムファイルがうまく動作しなかった場合はVectorサイトで他のランタイムパッケージを ダウンロードしてインストールして欲しい。 Vector:http://www.vector.co.jp/vpack/filearea/win/util/runtime/ ※Setup(EXE)版はVB6ランタイム同梱のため上記ランタイムのダウンロードは必要ありません。 ※予断だが製作者にがんばってもらえるようバナークリック(広告をクリック)しておくといいだろう。 ●SP;メーカーの動作環境 対応OS:Windows 2000/XP/Vista/7 + Visual Basic 6.0 ランタイム Service Pack 6 以上がインストールされた環境 CPU:Pentium 600MHzまたはx86互換CPUで同等クロック以上 メモリ:64MB以上 HDD:6GB以上の空き容量(修正パッチ、サービスパック等をダウンロードしHDD内に保管する必要があるため) 光学ドライブ:CD-R/RWまたはDVD書き込み機能付きのドライブ |
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| ●インストール | ||
まずは、Visual Basic 6.0 ランタイム Service Pack 6を先にインストールしておこう。インストール方法は 個々に異なるので今回は割愛する。インストールはダイアログ(表示)通りにすれば問題ないだろう。 ※Winsppm_full.exeから実行する場合はランタイムが同梱されているので別途インストールは不要と なっています。 ※画像はXPのインストール例となります。Vista、7も基本は同じです。 1.まずはSP+メーカーの実行ファイルをクリックしよう。 2.実行ファイル「winsppm_full.exe」をクリックすると下のようにセキュリティの警告が出るが 問題ないので「実行(R)」をクリックしよう。 3.実行をクリックしたら下のようなセットアップウィザードが出るので「次へ(N)」 をクリック。 4.SP+メーカーの重要な情報が書かれているので読んだら「次へ(N)」をクリック。 5.インストール先はデフォルトでC:winsppmになっている。別の場所にインストールしたい場合は 「参照」をクリックしてフォルダやドライブを指定しよう。インストール先が決まったら「次へ(N)」を クリック。 6.プログラムグループの指定が出てくる。変えたい場合は「参照」をクリックしよう。 通常はそのままでよいので「次へ(N)」をクリック。 7.追加タスクの選択が出てくる。デスクトップにアイコンを作成する場合はチェックを 入れよう。Quick Launchはクイック起動の事を指している。必要なユーザーは チェックを入れよう。選択が完了したら「次へ(N)」をクリック。 8.インストールの準備完了ダイアログが表示されるのでインストール先、名前を 確認して問題があれば「戻る(B)」を、そのままでいいなら「インストール(I)」 をクリックしよう。 9.インストールが完了すると下の画像のように完了のダイアログが表示される。 これでインストールが完了。プログラム>SP+メーカー>SP+メーカー.exeから起動するかデスクトップの ショートカットをクリックして起動しよう。 |
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| ●統合CDの作成 | ||
さて、無事にインストールが完了すると次はいよいよ統合CDを作成する段階となる。今回はWindows XP Home Edition SP1をWindows XP Home Edition SP3にしてしまう作業を紹介しよう。作業時間としては修正 パッチのダウンロードで相当時間がかかるのであらかじめ2時間程度は確保しておいたほうがよいだろう。 1.まずは作業フォルダとアップデートフォルダを作成しよう。 マイ コンピュータ→Dドライブに作業用フォルダを作成した。 ※今回はアップデートフォルダと作業用フォルダを同じフォルダにした。 2.SP+メーカーを起動すると下の画像のようになっているだろう。「オプション」をクリックして「自動ダウンロードを許可する」に チェックを入れよう。この自動ダウンロードは修正パッチをDドライブに作った「作業フォルダ」に入れるためのものになる。 セキュリティソフトによっては通信の許可の有無が出てくるので許可をしてあげよう。 ISOファイルの書き込みが方法がわからない場合は「ISOイメージファイル作成後にライティングを行う」にチェックを 入れておこう。これでライティングも一緒に行える。なお、今回は、フル統合ディスクとなるため1.3GB程度のデータ イメージとなる。焼くのはDVD-RもしくはDVD+Rとなる。DVD-Rは安価なのでこちらを用意することをお勧めする。 これが終わったら、Windows XPのCD-ROM(Windows XP DSP版)をドライブに入れよう。 3.Windows XPのCD-ROMをドライブに入れると下の画像のように実行する操作の選択画面がでる。ここでは 「終了(X)」をクリックしよう。なお、メーカー製のリカバリーCDの場合は何も出ない場合がある。メーカー製 は独自の形式をとっている場合があるので統合CDがほとんど作成できない。この場合の対処法としてHot FixCDを作ることである程度の手間が省けるそれは下記に記しているので参考にして欲しい。 4.Windows XPのCD-ROMを入れ、「終了(X)」をクリックしたら、再びSP+メーカーに戻ろう。ここでCDに含める情報 内の「取得(G)」をクリックするとボリュームラベル(M)が表示される。ボリュームラベルが表示されない場合は、 Windows XP 基本設定内の「CD-ROMドライブ」のドライブ番号を変更してあげよう。複数ドライブを搭載している場 合はCD-ROMドライブの番号をあらかじめ確認しておくといいだろう。 HDDの容量に余裕がある場合は代替フォルダにチェックを入れ、Windows XPを丸ごとコピーしたフォルダを指定す ることも可能だ。代替フォルダを使う点で注意して欲しいのは代替フォルダで指定するフォルダは、[I386]フォルダ の1つ上のフォルダを指定すること。例えば、C:\CD-ROM\I386 となっている場合は、C:\CD-ROM と指定しよう。 5.次に作業フォルダを選択する。ここでサービスパックや修正パッチをダウンロードして格納したりするフォルダと なる。任意にフォルダを作ってもいいし、既存の空きフォルダを使うのもいいだろう。一番右にある選択ボタンを クリックしてフォルダを決めよう。 今回はDドライブに作った「作業用フォルダ」とする。 6.続いて出力先フォルダを決めよう。今回は完成したISOファイルをデスクトップに出力することにした。 7.次に出力先フォルダを指定する。ここでは出来上がったISOファイルを出力するところになる。今回は デスクトップ上に指定した。もうひとつ、その隣にある「ファイル名(E)」には自由に名前が付与できる。 今回はWINXPSP3とした。この名前は好き出来るが枠をはみ出さないことと英数大文字を使用することをお勧めする。なお、 アンダーバーも使用可能だ。なお、拡張子まで入れよう。下記の画像のように「WINXPSP3.iso」と入れておけば問題ない。 8.アップデートフォルダを指定する。ここではDドライブと同じ「作業用フォルダ」と統一した。 9.アップデートリストファイルを使用する場合は、[アップデートリストファイル]にチェックを入れ、そのアップデートリスト ファイルを指定しよう。アップデートリストファイルを使用しない場合は、SP+メーカーのデフォルトのアップデートリス トを使用する。今回はここは省くことにする。 あらかじめ修正パッチのリストが作られているので選択するだけで作業が省くことが出来る。今回は純粋にフルア ップデート統合ディスク版を作ってしまうのでリストは使わない。12に飛んで作業を進めてほしい。 解説すると以下のようにする。 10.リストを選ぶ場合は下図のようにしていく。 11.下図のようにリストを選ぶとよい。 12.今回は最初の画面にある「高度な設定」を使用していく。ここでは、Windows XPの修正パッチを一緒に統合 するための設定オプションになる。 ISOイメージを小さくするにはチェックをつけないようにすればよい。今回はフル修正パッチ統合ディスクを 作成するので下図のように「全てチェック」をクリックして「OK」を押そう。 なお、Internet ExplorerをバージョンアップしたくなかったりAdobe製品を入れたくない場合はチェックを外そう。 ここの欄にあるものを適用しなくても統合ディスクが出来ないわけではないので心配する必要は無い。 [ISOイメージを小さくするの詳細] ヘルプファイルより引用 ・[[DOCS]フォルダを削除する] [作業フォルダ\makeiso\cd-rom\DOCS]フォルダの中に入っているファイル群は、Windows XPのインストー ル時には必要ないファイルです。作成するISOイメージのサイズを軽量化したいという場合は、この設定に チェックを入れて実行すると、ISOイメージのサイズを軽量化できます。 ・[[CMPNENTS]フォルダを削除する] [作業フォルダ\makeiso\cd-rom\CMPNENTS]フォルダの中に入っているファイル群は、Windows XPのインス トール時には必要ないファイルです。作成するISOイメージのサイズを軽量化したいという場合は、この設定に チェックを入れて実行すると、ISOイメージのサイズを軽量化できます。 ・[[DOTNETFX]フォルダを削除する] [作業フォルダ\makeiso\cd-rom\DOTNETFX]フォルダの中に入っているファイル群は、Windows XPのインスト ール時には必要ないファイルです。作成するISOイメージのサイズを軽量化したいという場合は、この設定にチ ェックを入れて実行すると、ISOイメージのサイズを軽量化できます。 ・[[SUPPORT]フォルダを削除する] [作業フォルダ\makeiso\cd-rom\SUPPORT]フォルダの中に入っているファイル群は、Windows XPのインスト ール時には必要ないファイルです。作成するISOイメージのサイズを軽量化したいという場合は、この設定にチェ ックを入れて実行すると、ISOイメージのサイズを軽量化できます。 ・[[VALUEADD]フォルダを削除する] [作業フォルダ\makeiso\cd-rom\VALUEADD]フォルダの中に入っているファイル群は、Windows XPのインストー ル時には必要ないファイルです。作成するISOイメージのサイズを軽量化したいという場合は、この設定にチェック を入れて実行すると、ISOイメージのサイズを軽量化できます。 ・[[WIN9XMIG]フォルダを削除する] [作業フォルダ\makeiso\cd-rom\I386\WIN9XMIG]フォルダの中に入っているファイル群は、Windows 95/98/Me からWindows XPにアップグレードしない場合は、必要ないファイルです。作成するISOイメージのサイズを軽量化し たいという場合は、この設定にチェックを入れて実行すると、ISOイメージのサイズを軽量化できます。 ・[[WIN9XUPG]フォルダを削除する] [作業フォルダ\makeiso\cd-rom\I386\WIN9XUPG]フォルダの中に入っているファイル群は、Windows 95/98/Me からWindows XPにアップグレードしない場合は、必要ないファイルです。作成するISOイメージのサイズを軽量化し たいという場合は、この設定にチェックを入れて実行すると、ISOイメージのサイズを軽量化できます。 ・[[WINNTUPG]フォルダを削除する] [作業フォルダ\makeiso\cd-rom\I386\WINNTUPG]フォルダの中に入っているファイル群は、Windows NTからWin dows XPにアップグレードしない場合は、必要ないファイルです。作成するISOイメージのサイズを軽量化したいとい う場合は、この設定にチェックを入れて実行すると、ISOイメージのサイズを軽量化できます。 13.「作成(C)」をクリックすると統合CD作成が始まる。ダウンロード等があるのでかなりの時間を要する。今回は 無人インストールを行っていないのでインストールする際は 14. しばらく待つと出力先フォルダ内にISOファイルが出来る。これをライティングソフトで焼くといい。ライティング 機能もSP+メーカーには付いているのでこれを利用して作成するのもいいだろう。 15.ISOファイルの焼き方 B's Recorder GOLDの場合は左側のトラックの種類に「WINXPSP3.iso」をドラッグ&ドロップします。 「ディスクアットワンス」にチェックを入れ「書き込み」をクリックで出来る。 Neroの場合はWINXPSP3.isoイメージファイルをクリックするとライティングが可能だ。 |
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| ●HotFix(修正パッチ)統合CDの作成 | ||
統合CDとほぼ同じ方法で作成が可能。 まず、Windows XP 基本設定 内にある「HotFix専用インストールCDを作成する」を選択しよう。 1.「高度な設定(I)」をクリックし下の画像のような画面が出てくるので、その他のアップデートを適用する にチェックを入れる。認証とかのオプションをつける場合は上の「HotFix専用インストールCD」タブを選択 し設定しよう。通常は何もしなくてもよい。 「高度な設定」が終わったら、「作成(C)」をクリックすればHotFix専用インストールCDが出来上がる。 |
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| 以上 | ||
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