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【あの人は今こうしている】

“永遠の子分肌”ともいえる性格

【芸能】

楽天SocialNewsに投稿!
2011年5月30日 掲載
●松尾伴内さん
 ビートたけし率いる「たけし軍団」の3番弟子で、年齢は一番若いのに、その老け顔と思いつめたような暗~い表情が印象的だった松尾伴内さん。軍団の中でもつねにイジラレ役だった。さて、今どうしているんだろう。

 松尾さんと会ったのは表参道の喫茶店。小林稔侍主演のTBSの2時間ドラマ「駅弁刑事・神保徳之助」の撮影後だった。
「4年前にシリーズが始まって以来、出させていただいてます。このドラマもそうですけど、ボクの場合、一度使っていただくとそのままってパターンが多いですね。『開運!なんでも鑑定団』(テレビ東京)と『痛快!明石家電視台』(毎日放送)は両方とも17年間続いてるし、舞台の『小堺クンのおすましでSHOW』も91年からずっとですから」
 スミマセン、「あの人」じゃなかったんですね、と頭を下げなきゃいけないが、それにしても、驚くのは共演者の顔ぶれだ。小林稔侍に、番組の司会者は島田紳助と明石家さんま、舞台は小堺一機とそろってビッグネーム。さんまには「オレたちひょうきん族」で共演して以来、可愛がられ、世間では「松尾伴内はさんまファミリー」と認知されてる。出自は「たけし軍団」でありながら、松尾さん、なぜかくも先輩芸人にモテるのか?
「いやいやいや。さ~あ、どうしてなんでしょうねぇ。決して自分からすり寄ってるわけじゃないんですけどね。お仕事に呼んでいただくと、また次も呼んでもらいたい、次はもうないかもしれないと、いつも必死の気持ちでやらせていただいてます。その結果、ずっと使っていただくことになって。いや、ホントにホントにありがたいことです」
 恐縮至極というか、腰の低さは地を這うがごとし。

●「決して自分からすり寄ってるわけじゃないんですけどね。ホントにホントにありがたいことです」
 さて、高校3年の3学期、期末テスト終了後にたけしに弟子入りした松尾さんは「たけし軍団」に参加。たけしが持つ週10本以上のレギュラー番組のほとんどに出演した。その中でとりわけ懐かしいのが「スーパージョッキー」(日本テレビ)の“熱湯風呂”コーナー。
「あのお湯の温度は55度から60度くらいあって、足をちょっと入れただけでビリビリするほど熱いんですよ。そこに頭から突っ込んだ第1号がボクでして、あのときは顔がドロッと溶けたかと思いました。でも、つらかったのはそうやって体を張る仕事じゃなくて、『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』(日本テレビ)の軍団人気投票でしたね。だって、10人中9位ですよ。しかも最下位の(グレート)義太夫さんとは1票差しかなかった。あれはショックだったなぁ~」
 とはいえ、今年でデビュー30周年。軍団のメンバーの中ではしっかり生き残っている。
「“松尾クンはズルい。若手芸人面して汚いよ”ってよく小堺さんにいわれるんです。だけど、正直、ボクに親分肌って要素はないんですよ。先輩に誘われ、ハイ、ついていきます、っていうのが性に合ってるんでしょうね」
 この“永遠の子分肌”が先輩に愛されるゆえんなのだろう。01年に女優の栗林知美さんと結婚。夫人と5歳になる双子の男の子は夫人の実家がある新潟で暮らし、松尾さんは高円寺の「安アパート」住まい。月に2回ほど新潟に通うそうだ。
~2011年5月30日以前の記事~
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