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【プロ野球】

山崎復帰、いきなり先制打も… 楽天連勝ストップ

2011年7月20日 紙面から

日本ハム−楽天 1回表2死三塁、4番・DHで復帰した山崎が左前に先制打を放つ=東京ドームで(北村彰撮影)

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◆日本ハム3−2楽天

 チームの顔が38日ぶりに戻ってきた。右手薬指の剥離骨折で離脱していた楽天・山崎が4番・DHで復帰。1回2死三塁の第1打席で左前に先制打を放ち、いきなり4番の仕事をした。

 「病み上がりで4番をやらせてもらっている。ひとまず打たないと落ち着かないと思ってた。1本出てよかった」

 6月11日の中日戦(Kスタ宮城)、三振に倒れた際にスイングした衝撃で薬指を骨折。早期復帰をすべく患部にボルトを埋め込む手術を行ったものの、球宴前に戦列に戻れない可能性もあったという。それでも、懸命のリハビリを経て、球宴前最後のカードで戻ってきた。

 復帰初戦は2安打1打点。数字的には及第点ながらチームは逆転負けを喫した。特に8回には1打同点の場面で左飛に倒れ「瞬発力がない。最後に宿題を残した。僕が打っていれば、と罪を感じる」と悔やんだ。

 仙台から東京に向かう新幹線でのこと。山崎は久々に再会した星野監督から「何しにきたんや」と怒鳴られた。中日時代から師弟関係にある42歳は、これを闘将流の愛情表現ととらえる。「あれは監督の『おはよう』と一緒」。笑顔をみせた。

 連勝は4でストップ。一夜で4位に逆戻りにもなったが、山崎が復活したことで打線はようやく戦力が整ってきた。20日の日本ハム戦は球宴前の最後の試合。勝って後半戦に弾みをつける。 (鶴田真也)

 

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