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【経済】

和牛の取引価格急落、東京市場 先週末の半値以下に

2011年7月19日 19時23分

 政府の原子力災害対策本部から出荷停止が指示された肉牛=19日午後、福島県南相馬市

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 東京都中央卸売市場食肉市場の19日の取引で、和牛の平均価格が急落、1キロ当たり1414円だった先週末の15日に比べ、半値以下の607円に落ち込んだ。

 放射性セシウムによる汚染牛問題が拡大する中、市場関係者によると、牛海綿状脳症(BSE)問題の発生時と同レベルの落ち込み。

 同市場によると、和牛の平均価格は去勢牛「A―4」クラスの1キロ当たりの価格を目安としている。汚染牛問題が発覚した今月8日以降、1400円台を中心に取引が続いていた。しかし、3連休中に汚染疑いがある牛の数が600頭を超えたことが明らかになるなどし、下落が一気に進んだとみられる。

(共同)
 

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