Natural Living 〜Every day Life〜

2011-07-19

[] JOUT-FM逮捕報道について〜真の公共性とは何か?電波行政に問う。

東京海賊ミニFM局「JOUT-FM」86.9MHzが逮捕されたとの報道東京ではKYFM逮捕されて以来26年ぶりの立件です。この局はラジオに関わっている人の間ではとても有名で、長年、さまざまな所から受信報告が上がっていました。が、10年以上検挙されることもなく放置されていました。多数のリスナーも集めていたようで、ラジオコミュニケーションの「場」としても機能していたようですしかし、出力42Wで50km離れたところで受信できたという報道事実なら、「ミニ」の範疇は超えています。その点はもう少し自省してほしかったです。とにかくこういった結末はとても残念ですが、鈴木氏の電波に賭けるスピリッツには理解できる面もあるし、敬意を表したいです

コミュニティFMでもなく、ネットラジオでもなく、やっぱりミニFMしかできないコミュニケーション

そういう側面が多分あると思います。

ミニFM研究してきた関係からいろいろ思うところはありますが、そのことについては改めて書こうと思います。

それにしても、なぜこの時期?という気がします。総務省はアナログTV終了後に海賊局が出ると観ているのでしょうか?

V-LOWに予定されているマルチメディア放送。あれはどうなんでしょう。特定の事業者に電波を占有させて一方的に聴き手に聴かせる音声放送なんて私は広く根付くとは思いませんね。それは本当に「公共性」の理念に添うものなのでしょうか。その点は26年経っても電波行政本質は何も変わっていないと思います。電波は国民のものなのだから、それをどう公共的に利用するか、どう敷居をさげれば公共性を担保しつつ、自由を確保できるか。「公共性」とは何かを改めて論点にすべきでしょう。そこが何も変わっていない。


総務省の本来の仕事は10年も放置し続けたこんなちっぽけなミニFM一局を潰すことよりも、もっと別のところにあるのでは?

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