昨日のWWE「Money in The Bank」はここ数年のレギュラーPPVで、
一番の内容と盛り上がりぶりだった。

レギュラーPPVという表現、どう表現していいかわからないから
使っただけだが、レッスルマニアやサマースラムのような
スーパースペシャルではなく、ノーマルサイズのPPVということ。

細かい話は週プロさんなどに任せるとして、
私が感じたのはCMパンクに対する応援が
ストーンコールドやザ・ロックがブレークしはじめた時と
同じような雰囲気を持っていたということ。

ひょっとしたら昨日の会場がパンクのホームタウンである
シカゴだから異常に盛り上がったのかもしれないが、
パンクに対する盛り上がりは世界的なもののような気もする。

とにかく「ヒート」の雰囲気はストーンコールドの時とよく似ている。
シーナやオートンといった現時点のWWEの横綱たち
ですら到達することが出来ていない独自の世界。

CMパンクというレスラー、私自身凄い選手などと思ったことは一度もないが、
その辺がプロレスの面白いところ。
アングルが大当たりすれば、一夜にしてすべてが変わる。
CMパンクはこのままとんでもないスーパースターに生まれ変わるのだろうか…。


CM Punk



昨日もう一つ感じたのはジョン・シーナという選手に関して。

観客は何年か前にシーナに対する野次として大流行した「You can't wrestle」を
使っていたが、冗談じゃない。どんな相手とやっても必ず及第点以上の
試合。それもほとんどはメインにふさわしい試合をやってのけるシーナは
名勝負製造機ともいえる超一流のレスラーだと断言できる。

Allstate Arena