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2011年7月19日(火) 12:10 |
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台風6号、交通機関などに影響
大型で強い台風6号は、勢力を保ったまま四国の南を北上中です。 岡山、香川は、19日午後から暴風域に入る見込みで、すでに、交通機関などに影響がでています。
気象庁の観測によりますと台風6号は、19日午前11時には、足摺岬の南100キロにあり、時速20キロで北に進んでいます。 香川県は19日昼過ぎ、岡山県は夕方、暴風域に入る見込みで、今夜遅くには、四国にかなり接近、または上陸する恐れがあります。 台風の動きが非常に遅く、岡山、香川に最も近づくのは、20日朝になりそうで、雨、風が強い状態が長く続く恐れがあります。 高松市内は、19日朝から風速10メートル以上の強い風が吹いていて、あちこちで街路樹などが倒れる被害が出ています。 19日午前11時までの最大瞬間風速は、高松市で24.1メートルを観測しています。 高松市仏生山町では、自転車に乗っていた66歳の女性が、飛んできた木にあたりケガをしています。 高松市では、公園などで土のうを配布していて、雨や高潮に備えて、市民が土のうをとりに来ています。 現在、岡山県と香川県全域に暴風波浪警報、高松地域などに大雨、洪水警報が出ています。 交通機関への影響です。 JR瀬戸大橋線は、海上部分で強い風が吹いているため、始発から、児島と坂出の間で運転をストップしています。 また、津山線の野々口と玉柏の間で、竹が倒れたため、列車の運休や遅れがでています。 JR四国によりますと、19日正午過ぎから、全区間で順次運転を取りやめる予定、JR西日本でも、夕方から運転を取りやめる区間が出てくるということです。 瀬戸中央自動車道は、19日午前9時前から、児島と坂出の間で通行止めとなっています。 警察によりますと、強風のため、トラックが横転するなどの事故が2件あり、通行止めとなり、その後、強風による通行止めに変わっています。 空の便にも影響がでています。 高松空港は、東京への初便は出発しましたが、その他の便はすべて欠航、また沖縄便や上海便なども欠航となっています。 岡山空港は、19日午前中の早い便は出発しましたが、現在は、天候調査中だということです。 フェリーです。 宇野と高松、小豆島を結ぶフェリーも、19日午前7時ごろから運航を取りやめています。 台風が接近しているためで、再開のめどはたっていません。
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