2010年05月29日

相模原で二軒

/愛犬の散歩/レトルトカレー/村田屋@相模原市中央/熱血らーめん遊びじゃネェんだよ!@相模原市横山/

 昨日買ったレンズを装着したデジイチを持ち出して二週間ぶりの愛犬の散歩、家族の中で一番犬嫌いの私が毎週散歩に連れ出さなければならない現実に納得できない。
 まあ、現実が辛いからこそ妄想に耽ったり夢を見たり出来るのだけれども。

 レンズを変えればそれなりに違った画が撮れるけれども、思った画を撮るには一年くらいかかるでしょう。
 わざわざ「今の自分」ではなく「一年後の自分」に合わせて買ったのだから、少しずつ慣らしていければと考えています。

 昨日は夕食を食べなかったので腹ぺこ、子供達の朝食として作ったキャベツとベーコン炒めに冷蔵庫に突っ込んであったキムチをご飯に乗せて、と。
 ご飯は半分にしておきました、ダイエットとかそういう高尚な意図は全くありません。

 一昨日の日記を書き上げてから食べログのレビューをアップしました。
 ブログをやっているので食べログには到底手が回らず、それでも自身の食べ歩きの時に参考にさせてもらっているので何らかの恩返しが出来ればと思い、「どんな人にでもお勧めできる店だけ」と始めました。
 が、始めて見ると友達の繋がりが出来てしまい、色々と想定していたことが想定通りに起こることに。

 何が起きても嫌いではないのでどちらかと言えば歓迎なのですが、あまりにも想定通りなのでちょっと戸惑っています。

 今日は体調が悪いこともあってどこにも出掛けるつもりがないので、お昼はカレーにしました。
 たまたま冷蔵庫に福神漬けがあったので添えましたけど、無ければ単にレトルトカレーで一食済ますところでした。

 して、食べ終わったら夕方まで昼寝。
 昼寝して太っても、それは丑年だからであって自分が悪いわけではありません。
 今日も夕飯を抜いて早く寝ようと思っていたら、家族にアレやコレを買ってこいとせがまれて、せがまれるとイヤとは言えない性格で。

 せっかくクルマを出すのでそのまま夜営業しかしていなくてずっと食べられなかったお店に行くかと、携帯でお店の住所を確認し出すと不思議と体調も良くなったりして。

 車で走ること一時間で村田屋@相模原市中央、十八時から翌四時までの営業なのですが、電車やバスでこのあたりのラーメン屋さんに来るお客さんはいないので終電とかは関係ないです。
 店先の道は路駐しなさいとばかりに広く舗装されていて、ちゃんと交通標識を確認しませんでしたが、私も皆に倣いました。
 クルマの縦列駐車に四苦八苦している間にも何人ものお客さんが店から出て来て、同じ数のお客さんが店に吸い込まれていきます。

 このあたりには数え切れないほどのラーメン屋、それもそこそこの実力店が軒を揃えているのですが、その中でもこの店を選ぶお客さんの基準を聞いてみたいです。
 ま、食べてみれば分かるか。
 少し待たされて店内へ、目の前の厨房には目の高さまで積まれた大橋製麺の麺箱、麺箱から次々と麺茹での深ザルに麺玉を入れていく風景を見ていると直系の家系そのものです。
 店員さんが食券を買う前から「餃子を頼みますか」と聞いて回っています、焼くのに時間がかかるから早めに調理を始めてラーメンと一緒に出すのでしょう。
 店内でも数人が壁側に並んでいるので、その人達が席に座って並ぶスペースが空いたら券売機へ。
 食券も家系直系御用達のプラスチック製、メニュもラーメンのみでトッピングの違いがあるだけ、それなのにどうして「村田家」ではないのでしょうか。

 カウンターは四席と六席、二人客に「一人ずつだと早く座れますが」な案内はしていません、テーブルは四人席が三つ、二人連れ以上の殆どがテーブル卓に案内されていました。
 立って待つスペースのすぐ前の席に案内され、椅子に鞄だけ置いてお冷やを取ってきます。
 お冷やのポットはテーブルに置かれていますがコップは自分で持ってくる方式、餃子のオーダーを聞いていた店員さんはホール専門なので、コップを持ってくることに気が付かないお客さんには自然な流れの中でコップをテーブルに持ってきていました。
 食券を渡すと好みを聞かれますので、初訪であるので普通としてマー油だけお願いしました。
 厨房には四、五人の店員さんが働いていて、各々の持ち場をしっかりとこなしつつも「持ち場の繋ぎ」は臨機応変に、見ていて惚れ惚れしてしまいます。
 麺茹でのすぐ隣りに積まれている以外にもう一つ、厨房中央に背の高さほど積まれた麺箱の麺を一玉一玉、手でほぐしている店員さんがいます。
 「ラーメン屋」は「麺屋」なんだから麺を喰わせる店、麺を大切にしない店はラーメン屋じゃなくてスープ屋、村田家はラーメン屋です。
 そんなに待たされることなくラーメン六百円、てっきり家系の麺相をイメージしていたのですがどちらかと言えば博多ラーメン、さらに言えば極濃麺家初代一本氣@小岩(江戸川区西小岩)のジャンル、初代一本氣よりこっちの方が先に開店しているか。

 パッと見は今風の濃厚豚骨醤油スープ、しかしこの香ばしさは昨日今日作ったスープではなく何年も掛けて練り上げた一体感をまとった味わい。
 「なんだか分からないけど美味しい」「良く分からないけど村田屋のラーメンを食べたい」と思わせる味わい、ウマイですなぁ。
 さらに細麺、麺自体も美味しいし、茹で時間が短いからお客さんを待たせない、量が足りなければ百円で替え玉する楽しみもあります。
 ここまでスープと麺が美味しいとチャーシューはどうでもいいのですが、薄めの煮豚タイプが乗せられています。
 青ネギの細切りと白ごま、板海苔が一枚、メンマと味玉はありません。
 麺を殆ど食べ終わってから卓上の紅生姜を二掴みとおろしニンニクを一サジ入れて味を変えます、もう一軒食べに行くつもりなのに気が付いたらドンブリは空っぽでした。

 ご馳走様でした、ドンブリはホール担当の店員さんが片付けている(厨房の店員さんは触らないようにしているみたい)のでテーブルに置いて席を立ちました。
 店員さん全員が一瞬だけ手を止めて目を向けて「ありがとうございました」と挨拶されたのには驚きました、改めて、なぜ「村田家」ではないのか、知りたくなりました。
 クルマに戻って、あの店もこの店も行ってみたいと思いつつも、宿題店最上位に位置付けしているお店を先ほど見つけたので。
 熱血らーめん遊びじゃネェんだよ!@相模原市横山壱発ラーメン相模原店@相模原のすぐ近く、以前は何かの飲食店屋だったような、あまりよく覚えていません。

 何が遊びじゃないのか良く分かりませんが(飲食店を遊びでやっている人は少ないと思います)、無鉄砲@京都インスバイアと聞いてぜひ食べなくてはと楽しみにしてました。
 個人的には「無鉄砲」と聞いただけで身体全体が独特のトンコツ臭に包まれてしまう私、店先の券売機の前に立ってみましたが特にトンコツ臭が匂ってきません。
 ガラス戸越しに店内を見ると店員さん一人だけなのがちょっと不安です、券売機を見ると熱血豚骨と熱血醤油の二種類でどっちがインスパイアのメニュか瞬時に判断できませんが、まあ、高い方を買っておけば間違いないだろうと。
 店内は手前が三席、左手奥が七席のカウンター十席のこのあたりの店にしては狭い店、先客二人は長い辺に座っていたので、私は短い辺に座ってカウンター台に食券を置きました。
 食券を置く時に厨房を覗きましたが大きな羽釜が見あたりません、テーブルの調味料を見ると味を濃くするラーメンタレに何か漬け込んである酢、唐辛子に胡椒だけで紅生姜や辛子高菜が見あたりません。
 四分ほどで熱血豚骨七百円、自身の勝手なイメージとのあまりの違いに記録用のアングルでの撮影のみでブログ用のアングルでの撮影を忘れてしまいました。

 超濃厚と謳われているスープは味わってみると手間掛けて煮出してかなりの濃厚さではありますが、スープにレンゲが浮いたりはしません。
 たまたまブレだったのでしょうか、「神奈川で一番濃厚」と称しているネット情報に期待していましたが期待しすぎました。
 ストレートの細麺は大橋製麺で、この濃厚豚骨スープになぜストレート麺なのかはちょっと分かりませんでした。
 チャーシューはしっかりと作られていて美味しかったです、九条ネギはたっぷりで嬉しい、味玉は半分で糸唐辛子が少し。
 他のお店では見たことのない紅生姜油が添えてあり、単純に紅生姜を刻んだだけのようですがスープに良く合いますね。

 なんだかんだと感じながらもスープを殆ど飲んでしまってご馳走様でした。
 満席にはならなかったけど、ひっきりなしにお客さんが入っているから人気があるんだろうな。

 まっすぐに帰って、やっと昨日の日記を書き上げて、と。
 明日は休日出勤になってしまいましたが、デジイチを鞄に偲ばせていこうと思っています。
 初めてではなく何度目かですが。

posted by ふらわ at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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