勝浦市で、乗用車が道路脇の住宅のブロック塀に衝突して、助手席に乗っていた５３歳の女性が死亡し、運転していた５８歳の男性も大けがをしました。
１８日午後１時半ごろ、勝浦市新官の市道を走っていた乗用車が、道路脇の高さ１メートル８０センチ余りの住宅のブロック塀に衝突しました。この事故で、乗用車は前の部分が大きく壊れ、助手席に乗っていた東京・文京区のアパート経営、土屋幸さん（５３）が胸を強く打って死亡したほか、運転していた自称・東京・新宿区の洋服店経営、岩田陽一さん（５８）も腹を打つなどして大けがをしました。現場の道路は幅３メートル余りの緩やかな右カーブで、警察によりますと、乗用車はカーブから外にはみ出して道路脇の塀にぶつかっているということです。運転していた岩田さんは事故の状況について、「よく覚えていない」と話しているということで、警察は、事故の詳しい原因を調べています。