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【社会】

福島第1原発で台風対策 2人が計画線量超え被ばく

2011年7月18日 20時22分

 台風6号の接近に備え、福島第1原発3号機のタービン建屋の屋根に開いた穴をふさぐため設置される鉄板=18日(東京電力提供)

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 東京電力は18日、福島第1原発で台風6号の接近に備え、3号機のタービン建屋の屋根に事故で開いた穴などを鉄板でふさいで雨の流入を防ぐ作業を進めた。長径14mの楕円状の穴をふさぎ終え、長径5mの穴と、事故でふたがなくなった換気口などを19日までにふさぐ予定。

 屋根の上で穴に鉄板をかぶせる作業中の4人のうち1人が当初計画の10ミリシーベルトを超える12ミリシーベルトと11ミリシーベルトの放射線量を被ばくした。東電は「思ったよりも作業に時間がかかったため」と説明している。

 3号機のタービン建屋ではこのほか、屋根の雨水を落とす二つの穴も土のうでふさぐ。

(共同)
 

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