 違法だが、しっかりとジャケットまで付いて販売されている紋舞らんの裏DVD |
あやや激似の人気AV女優、紋舞(もんぶ)らん(23)のAV作品が裏DVD市場に初流出して、マニアの間で大人気となっている。本家の松浦亜弥(20)は主演映画「スケバン刑事」が公開中だが、数タイトルが一挙に流出した紋舞らんの裏DVDには「スケパン刑事」なるパロディー作品も含まれている。
「流れたのはつい最近で、今は大人気だね」と語るのは新宿・歌舞伎町にある裏DVD販売店の店員。
平成14年にAVデビューした紋舞らんは、あややに激似と話題となり、平成15年に発売された「あやや・コス」(ケイ・エム・プロデュース)では、本家をパクったコスプレ姿での“艶技”を披露した。
同年夏に明石家さんまが、「イチ押し」としてテレビ番組で紹介して知名度が急上昇。あややコスのAVはシリーズ化されて、1万枚売れればヒットといわれる業界で、5万枚以上を売る大ヒットシリーズとなった。
愛くるしい顔とは裏腹に過激なプレーぶりでも評判だった紋舞らんは、その後もAVでヒットを連発し、昨年はテレビのバラエティー番組にまで進出した。だが、今年2月ごろに引退説が広まり、公式HPも閉鎖され、「連絡が取れなくなってしまった」(AVメーカー広報担当)。
ところが、8月末になると、ネット上のAVサイトから、無修正の新作が配信されるようになり、それらのコピーが、9月半ばごろから裏DVDとして販売されているようだ。
現在、「スケバン刑事」のパロディー「スケパン刑事」(前編)や、芸能オーディションの舞台裏をテーマにした「YORUYAN」など5、6作品が一挙に裏に流れている。
最近は、表で人気が落ちたAV女優が無修正のネット配信作品や海外向けDVDに登場し、それが国内の裏DVD業界に流れるのは典型的なパターン。「中には裏DVDが話題となって表の作品がまた売れたAV女優もいますね」(AVメーカー社員)。
紋舞らんも、流出を覚悟でネット作品に出演したのか。夕刊フジは彼女の事務所関係者の携帯に電話したが「この電話は現在使われておりません」とのメッセージが流れた。
ZAKZAK 2006/10/23