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2011年7月18日(月) 19:20 |
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香川県、新たな国際線就航に期待
高松と上海を結ぶ中国の格安航空会社春秋航空の定期チャーター便が、今月15日に就航しました。 これに合わせ香川県の訪問団が上海市を訪れ、香川への観光などをPRしました。
今月15日、高松空港から春秋航空・定期チャーター便の第1便が飛び立ちました。 180席はほぼ満席です。 最大の魅力は格安の料金です。 期間と席数限定で、片道3000円の席もあります。 機内食や飲み物は有料にするなどして、コストを下げています。 香川県の天雲副知事や観光関係者ら訪問団約20人も、第一便で上海を訪れました。 高松空港の国際路線開設は19年ぶりで、香川県は、高松〜上海便を観光振興や経済活性化につなげる大きなチャンスと捉えています。 春秋航空本社で、天雲副知事は香川の良さをPRしてほしいと訴えました。 これに対して春秋国際旅行社の姜副社長は、香川への観光客を増やすために、観光業界などにも努力してほしいと要望しました。 上海市観光局では、香川と上海の交流促進に期待を寄せており、香川のPRに力を入れたいとしています。 急成長を続ける中国、中でも上海は、急速な経済発展を遂げています。 裕福になった中国の人たちの間では、海外旅行がブームになっており、日本への旅行も人気を集めています。 しかし、香川の知名度はまだ低いのが現状です。 旅行社の支店には、香川を紹介するパネルやパンフレットが並びます。 香川の知名度をいかに上げていくのか、今後の課題となりそうです。 香川県では、今回の訪問を機会に、中国人観光客の受け入れ体制を整備し、高松〜上海便の搭乗率をあげるとともに、ビジネス面での交流も拡大につなげたいと、新たな国際線就航に熱い期待をかけています。
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