世間では三連休を楽しんでおられる人も多いと思いますし、祇園祭りもピークを迎え、いよいよ夏本番という感じです。筆者は高校生活4年と大学の4年間が京都でしたから、祇園祭りのコンチキチンはとても懐かしいですし、京都通いが始まった頃は毎年のように宵山には浴衣を着てそぞろ歩きを楽しんでおりました。流石に大学時代は主に近辺のデパートでアルバイトをしていた関係で、帰る頃のあの人混みに辟易しておりました。

さて、三連休でも筆者は当たり前のように仕事です。昨日は完成物件の現場待機、本日はJR玉造駅近辺の調査でずっと歩いておりました。この暑さですから発汗量も尋常ではなく、水分補給と適当な休憩を入れないと遭難の危険がありますね(笑)

あの近辺は神社が多く、いたるところで夏祭りの準備やら、子供達の行進や御神輿やらを見かけます。今日も幾つかのグループが練り歩いていましたが、中でも揃いの浴衣に手に手に日の丸を描いた扇子を持ち、暑さに上気した顔で一生懸命決められた仕草で扇子を振る子供達は実に可愛く、思わず沿道から手を振ってしまいました。

本当は仕事で歩いている際にみつけた神社に入り、建物や由来書やらを拝見した後参拝もしたいのですが、父を亡くしたばかりなので当分遠慮なのが少しつらいですね。

さて、前回取り上げたブレノ君の取り調べ動画のUPですが、あくまでも筆者が聴いた範囲では「北原さん」という方は全体の方針から逸脱しているのかな、と思われる部分がありました。ブレノ君は、タイミング的に言えばこの後徳島県教組事件で逮捕される訳ですが、おそらくその情報は警察の関係部署には回っていたものと思われ、多くは書けませんが「そのせい」が理由にあるのかもしれません。今にして思えば、ですが。            

その後の京都府警本部への抗議と対応を見ていますと、その辺りの分析ができていないように思いますし、あのような取り調べに致る「原因」に迫る考察を幾つか組み立てた上で、当時一連の「所謂京都に於ける事件」の捜査を主導した南署を巻き込んだ形にすれば、より深みのある=正当な抗議になり得たのではないかとも思います。

街宣での主張も、「総連=公民館」「脱税事件」という従来の主張をベースにしたものに終始しており、「北原さん」個人への抗議追求となっており、客観的には「総連事件」を府警本部前で再現したに過ぎず、その意味では踏み込みの浅さが逆に、今回彼等を救ったのかもしれません。

ブレノ君への最終処分は何だったのでしょうか?同時期に逮捕された他の3人は起訴、彼は「不起訴」ではなく
「継続捜査」という曖昧なものだった筈です・・・・・・・逮捕して起訴されない場合というのは・・・・・・・おわり・笑

追記 

本記事で一部に誤解があるようです。ブレノ君の名誉のために一言付け加えておきます。
ブレノ君の逮捕、そして起訴まで持って行けるかどうかはおそらく一番の不安点であった、という事です。

今の司法の流れではおそらく逮捕は100%近く起訴に至っている筈で、検察の判断も「不起訴」にはせず継続捜査とした事を見ても、「もっときちんと証拠を挙げて送検しろ」という、現場にとって一番言われたくない事だったと思っています。

その辺りを考えてみた訳で、妙な方向に誤解なきようお願い致します。