東日本大震災:セシウム汚染疑い牛肉、県内でも流通 飲食店で全量提供
セシウム汚染牛肉59・4キロ飲食店で消費
汚染疑い牛肉、59キロ消費 中部保健所管内の飲食店
1日前のニュースでは汚染されているかもしれない牛肉が仙台の市場から花巻の卸会社に販売されていたが流通していないと報道されていたのですが、東京の市場から販売された分が流通して消費されてしまったようです。
高濃度セシウム稲わら給与の牛肉、花巻市の業者が保管 一般には出回らず
福島のセシウム汚染牛肉 花巻卸会社保管
牛肉8.2キロ花巻の卸、保管 餌からセシウムの福島産
興味があるのは岩手県庁の情報の説明のやり方です。最初に花巻の卸会社に保管されていて流通はしていないことが分かったときはまだ東京の市場から流通していたことには気づかなかったのかもしれませんけれど、東京経由で流通していたことが分かった後は「花巻の会社に保管されていて流通していない」というのは消費者にとって間違った情報になりますからすぐに最新情報を説明する必要があったと思うのですけれどニュースに載ったのは1日遅れですし岩手県庁HPの新着情報には東京経由の話どころか花巻で保管されているという情報も載っていません。岩手県庁のお役人は日頃から説明責任を全く果たしていませんけれど健康問題になりかねないこういう事件のときも正しく素早く説明するという考えが起こらないというのでは公務員という仕事をする適性がないことになると思います。
岩手日報の紙面の方だけに載っている解説によると、岩手県庁は流通した牛肉の流通経路を秘密にしているそうです。その理由は国の放射性物質の基準を大きく下回っているからとかもう全部消費されていて今さら回収できないからとか公表した場合は風評被害が心配だからとかいう理由のようです。一見して分かるとおり書かれている理由の中には実際にその牛肉を食べたかもしれなくて心配しているスポンサーである岩手県民に配慮したものは一つもありません。今までもよく見られた岩手県庁のお役人の性根がここにもよく現れていると思いますし、こういう性根のお役人たちが平泉世界遺産を復興の象徴になどときれいごとを言っているとしても結局広く岩手県民全体のことを考えて仕事をしてくれるとは全く期待できないと思います。
岩手日報紙面の中で岩手県庁の県民くらしの安全課の総括課長の佐藤応子が「直ちに健康被害が生じるわけではないことに理解を求めるしかない」というようなコメントをしていましたけれど、岩手県庁HPの新着情報には悪質商法への注意とか釜石の漁船修理場所の占用希望者募集とかいうことは載っていても今度の牛肉の情報は何一つ載っていない中でいつからどういう風に理解を求めるというのか、そもそも本当に理解を求める気があるのか聞いてみたいものです。