福島・二本松市や本宮市など7つの畜産農家、汚染されたわらを与えた肉牛数百頭を出荷
福島県の二本松市や本宮市など、7つの畜産農家が、汚染されたわらを与えた肉牛あわせて数百頭を出荷していたことが新たにわかった。
福島県の関係者によると、市場に流通していたのは、二本松市と本宮市、郡山市、会津坂下(あいずばんげ)町など、あわせて7戸の農家から県の内外に出荷された肉牛で、あわせて数百頭分にのぼるという。
これは、福島県の調査でわかったもので、509戸の畜産農家のうち24戸で、原発事故後に収集したわらを牛に与えていた。
福島県が、出荷先などの追跡調査を進めている。
一方、福島県内で局地的に放射線量が高く、世帯ごとに避難を勧める特定避難勧奨地点について、政府は7月21日に、南相馬市の大原地区などのあわせて数十世帯を追加で指定する方針。
(07/18 12:40 福島テレビ)