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北朝鮮 5選手に禁止薬物反応

7月17日 8時10分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

FIFA=国際サッカー連盟は女子ワールドカップに出場した北朝鮮の5人の選手が、ドーピング検査で禁止薬物に陽性反応を示したことを明らかにし、調査に乗り出しました。

FIFAによりますと、今月2日の北朝鮮とスウェーデンの試合後に行われたドーピング検査で、北朝鮮の選手2人が筋肉増強作用のある禁止薬物に陽性反応を示しました。さらに、6日のコロンビアとの試合のあとにほかの選手全員を対象に抜き打ちの検査を行ったところ、新たに3人が筋肉増強作用のある禁止薬物に陽性反応を示したということです。FIFAの調査に対して北朝鮮側は「先月、国内で行った練習の際、雷に打たれた選手を治療するため、チーム付きの医師が鹿の角の成分を用いた漢方薬を服用させた」と説明し、謝罪したということです。FIFAは今後、規律委員会を開いて事実関係を詳しく調べるとともに、北朝鮮チームへの処分などについて検討することにしています。