2011.07.14 Thursday
大きなトラブル。
今日は、皇居の近くでJALの機内誌に掲載されるあるアスリーターのポートレイト撮影でした。
今日の夕方の光はことのほか美しく、アスリーターの引き締まったカラダをより一層美しく照らし出していました。
やはり、ポートレイトは面白い。流れる様に光に導かれ、カメラを向けていると、ある時、自分がカメラの後ろに隠れてしまったような感覚になります。この感覚は何とも書き表せませんが、この感覚がやってくれば、必ずいい作品が撮れるのです。
今日はその感じで、素晴らしい撮影でした。
しかし、先週からスタジオにほとんど徹夜で3日間も缶詰になって撮影したコマーシャルは、ある部署の責任感のない仕事のおかげで、素晴らしくなるはずの撮影が最悪の状態に陥っていて、私は胃がきりきりと痛んで、食事も喉を通りません。
今夜もその処理のために編集室に行き、突然のテレシネをしていました。
この件は私たちの業界にとってはあってはならない事態なので、もうすこし落ち着いたら、このブログでしっかりと内容をお話ししたいと思います。
コマーシャルの撮影という仕事は、カメラマン一人で完結するものではありません。様々なプロが集まって初めて完結するのです。今回のトラブルはまったく悲しいこととしか言いようが無い事態でした。撮影部として、今後の対応や問題の解決にしっかりと取り組まなくてはならないです。この二本の仕事は対照的です。すなわち、どんなにカメラマンがいい絵を撮っても、それをしっかりとフォローしてくれるスタッフが、プロとしての仕事をきっちりとしてくれなければ、美しい作品が、使い物にならないものになってしまうのです。
今はこのくらいしか書けないのですが、いずれ、これを読んでくださっている広告業界の方のご意見も伺わせてください。
皇居のお堀に映る光。ライカM9、ズミルクス50ミリ。
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