東急世田谷線:猛暑でレール 25メートルゆがむ

2011年7月17日 23時46分 更新:7月18日 0時11分

 17日午後3時45分ごろ、東京都世田谷区の東急世田谷線上町駅でレールが約25メートルにわたり約1.6センチ、ホーム側にゆがんでいるのを同社の社員が発見、一時全線で運転を見合わせた。猛暑で鉄製のレールが熱せられ膨張したとみられる。このトラブルで56本が運休、計3600人に影響した。

 同社によると、終点の下高井戸駅に到着した電車の運転士が、10編成(1編成2両)のうち5編成にすり傷を発見し、全線を緊急点検した。同社広報課は「猛暑に加えて雨が少なく、地表が熱せられたままになっていることが原因ではないか」と話している。

 気象庁によると、都内では練馬区の37.5度をはじめ8地点で今年最高を記録した。【池田知広】

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