地方【近ごろ都に流行るもの】ジュレ鍋 「節電の夏」涼しげに+(2/3ページ)(2011.7.18 08:00

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【近ごろ都に流行るもの】
ジュレ鍋 「節電の夏」涼しげに

2011.7.18 08:00 (2/3ページ)
この夏は節電・絆を求めるムードから冷たいジュレ鍋を導入する飲食店が増加=港区芝浦 「日本料理 鶴」

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この夏は節電・絆を求めるムードから冷たいジュレ鍋を導入する飲食店が増加=港区芝浦 「日本料理 鶴」

 「人と人との絆を強め、元気を出すには鍋料理が一番。鍋の需要が激減する夏場でもおいしく食べられる方法を考えた。焼いたタイの骨からだしをとりますが、濁ってはジュレが台無し。蒸し器でじっくりととっています」。海藻由来成分で固め、吉野葛でからみやすさを出している。

 飲食店情報検索サイト「ぐるなび」によると、この夏「ジュレ鍋」と銘打つ新メニューを出した店は都内だけでも30店以上。シャモ鍋、九州料理、串焼きなどの店が味を競う。

 「震災後の節電メニューという位置づけで自然発生的に増えてきた。他品種の食材がバランス良く食べられる鍋は、夏バテ対策にもいい。冷製トマトスープ鍋のように新たに定番化する可能性もある」と同社。

 行列のできるラーメン店、東京・神田「麺屋武蔵 神(かん)山(ざん)」では15日から、ジュレのせの「走快麺2011」(850円、夏季1日20食限定)を売り出した。小麦ふすまの麺に、レーズン入りのアサリだしジュレで鉄分やマグネシウムを補給。鶏胸肉や夏野菜のピクルスなどをちりばめた、高タンパク低カロリーの冷製ラーメンだ。

 皇居近くのランナー施設「ラフィネ ランニングスタイル」(東京都千代田区)とのコラボレーションで、昨夏に続くメニュー第2弾。

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この夏は節電・絆を求めるムードから冷たいジュレ鍋を導入する飲食店が増加=港区芝浦 「日本料理 鶴」
涼やかな「走快麺」=東京・神田の麺屋武蔵 神山(重松明子撮影)
この夏は節電・絆を求めるムードから冷たいジュレ鍋を導入する飲食店が増加している=港区芝浦の「日本料理 鶴」
この夏は節電・絆を求めるムードから冷たいジュレ鍋を導入する飲食店が増加している=港区芝浦の「日本料理 鶴」
この夏は節電・絆を求めるムードから冷たいジュレ鍋を導入する飲食店が増加している=港区芝浦の「日本料理 鶴」
ゼリー状の出汁。この夏は節電・絆を求めるムードから冷たいジュレ鍋を導入する飲食店が増加している=港区芝浦の「日本料理 鶴」
この夏は節電・絆を求めるムードから冷たいジュレ鍋を導入する飲食店が増加している=港区芝浦の「日本料理 鶴」
出汁がゼリー状のジュレ鍋。この夏は節電・絆を求めるムードから冷たいジュレ鍋を導入する飲食店が増加している=港区芝浦の「日本料理 鶴」

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