NHK福岡のニュース 福岡放送局
古賀市で「ハマボウまつり」
古賀市で市民が育てた５００本の「ハマボウ」の花が見ごろを迎え、近くの公園で「ハマボウまつり」が行われました。
ハマボウはマングローブと同じように、海水と淡水の混じる川の河口で生育し、毎年７月から８月にかけて黄色い可憐な花を咲かせます。
古賀市の花鶴川の河口では市民がボランティアで植えた５００本余りのハマボウの花が今、見ごろを迎え、河口近くの公園でハマボウまつりが行われました。
この場所にはハマボウがもともと５本だけ自生していて１０年ほど前に市民グループが種を集めて苗木を作り、市民に配って育ててもらったということです。
祭りでは地元の子どもたちが太鼓の演奏を行うなどして雰囲気を盛り上げました。
苗木を育てたという古賀市の夫婦は「育てた苗がこうして花をつけて咲いているのをみると本当に嬉しいです。自分の子どものようにかわいいです」と話していました。育てた苗を市民に配り続けてきた林勝彦さんは「ここまで増えてくれるとは思いませんでした。暑い中の一服の清涼剤として楽しんでもらえればと思います」と話していました。
ハマボウの花は８月いっぱい楽しめるということです。
07月17日 12時26分
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