トヨタ 建設計画推進へ 宮城・大和の延期中エンジン工場
河北新報 7月16日(土)6時10分配信
トヨタ自動車は宮城県大和町に計画しているエンジン工場について、建設事業を進める意向を固めたもようだ。計画は2008年秋のリーマン・ショック後の自動車不況を受けて、延期されていた。トヨタは「国内第3の生産拠点」と位置付ける東北で生産体制の強化を図るとともに、東北の復興にもつなげたい考えとみられる。
トヨタは13日、国内生産体制の強化を目的に、岩手県金ケ崎町に岩手工場を持つ関東自動車工業(神奈川県横須賀市)、セントラル自動車(宮城県大衡村)、部品製造のトヨタ自動車東北(同県大和町)の系列3社の経営統合方針を発表し、来年7月の新会社設立を目指している。
新会社が手掛ける小型車は国際的なコスト競争が激しい。エンジンは自動車部品の中でもかさばり、運送費がかかるため、コスト競争力をアップさせるためにも東北でのエンジン製造が不可欠と判断したとみられる。
エンジン工場についてトヨタは「開発中の新型エンジンが完成した時が投資のタイミング」(新美篤志副社長)として、2010年代後半にも稼働させる方向で検討していた。
トヨタは19日、豊田章男社長が仙台市内で記者会見し、東北の復興支援に向けた取り組みを発表する予定。エンジン工場を含めた東北への設備投資について言及する可能性がある。
トヨタは13日、国内生産体制の強化を目的に、岩手県金ケ崎町に岩手工場を持つ関東自動車工業(神奈川県横須賀市)、セントラル自動車(宮城県大衡村)、部品製造のトヨタ自動車東北(同県大和町)の系列3社の経営統合方針を発表し、来年7月の新会社設立を目指している。
新会社が手掛ける小型車は国際的なコスト競争が激しい。エンジンは自動車部品の中でもかさばり、運送費がかかるため、コスト競争力をアップさせるためにも東北でのエンジン製造が不可欠と判断したとみられる。
エンジン工場についてトヨタは「開発中の新型エンジンが完成した時が投資のタイミング」(新美篤志副社長)として、2010年代後半にも稼働させる方向で検討していた。
トヨタは19日、豊田章男社長が仙台市内で記者会見し、東北の復興支援に向けた取り組みを発表する予定。エンジン工場を含めた東北への設備投資について言及する可能性がある。
最終更新:7月16日(土)6時10分
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