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最終更新:2011年7月17日(日) 1時16分

原発の運転停止求める弁護団結成

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 福島第一原発の事故を受けて全国各地の原発の運転停止を求める弁護団が、16日、結成されました。

 「脱原発の一点において団結し、我が国から全ての原発をなくすまで、訴訟等のあらゆる手段を尽くして闘い続けることをここに宣言する」(河合弘之弁護団長)

 各地の原発をめぐっては、これまで周辺住民などが中心となって国に設置許可の取り消しを求める裁判を起こしてきましたが、一審や二審で勝訴したケースはあっても、最終的にはいずれも敗訴しています。

 こうしたなか、福島第一原発の事故を受けて全国のおよそ90人の弁護士が弁護団を結成し、初めて会合を開きました。

 「全国連絡会の結成は画期的であり、意義深いものがある」(只野靖事務局長)

 弁護団は今年秋にも、原発がある各地の地元住民を原告として段階的に訴訟を行うことにしています。(16日19:38)

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