「大相撲名古屋場所7日目」(16日、愛知県体育館)
幕下の若龍勢(わかりゅうせい)‐宇映(たかてる)の一番で珍事が起きた。若龍勢の投げで両者が倒れて物言いがつき、取り直しとなったが、頭を打った宇映が立ち上がれなかった。勝負審判の湊川親方(元小結大徹)がとっさに「痛み負け」という言葉を使い、勝負を続行できない宇映の負けを説明した。
正式には「痛み負け」という勝負結果はなく、宇映の不戦敗と記録された。過去には05年夏場所7日目で十両五城楼が右ひざを痛め、取り直しの一番を取れず不戦敗になった例がある。
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