■ハロー効果について
■ハロー効果とは? 皆さん、前回は「ピグマリオン効果」についてご案内いたしましたが、今回は「ハロー効果」についてご案内いたします。 ハローとは「Hello」ではありません。 心理的効果の一つで、ある対象を評価をするときに顕著な特徴に引きずられて他の特徴についての評価が歪められる現象のことをいいます。 一種の認知バイアス(先入観)の一種ですね。 このハローとは、「後光が差す」というときの後光、聖像の光背や光輪のことで、後光効果、光背効果とも呼ばれます。 あの仏像やキリストの後光をイメージしてください。 また、有名人やタレントを通じたCMや広告がその商品やサービスを実際に使ったりしたことがないにもかかわらず良いイメージを与えてしまう。 それによって購入意欲を刺激したり、購入したりする。いっぽう、CMに起用されたタレントが不祥事を起こしたりすると、商品自体に何の不満も覚えていなかったにもかかわらず購入意欲が削がれたりもしますね。 彼は、軍隊の隊長に部下の兵士を評価させたところ、良い特徴も悪い特徴もすべてに関して強い相互相関が強く出たことで、人の評価というのはそれぞれの観点で行われているというよりは、全体的に良いか悪いか大まかに見ていると結論付けました。 このように、採用面接のときや人事考課のときに、その考課するときの「先入観」というものにとらわれないように注意することが必要ですね。 一方で、被考課の方は、ある程度先入観でその人を評価されてしまうんだということも意識しておく必要があります。 例えば、字はきれいに書き、誤字脱字がないこと。 履歴書に誤字があればその段階で絶対にNGでしょう。 また、見た目の服装や表情、話し方まで第一印象に注意を払う必要があります。 あと、英語が話せるかどうかでも、その人が優秀かどうか判断されるケースがあります。 ≪参考文献≫ *Wikipedia フリー百科事典「ハロー効果」より一部引用抜粋して掲載
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レトラさんご指摘ありがとうございました。
これからもお立ち寄りくださいませ!
2011/7/15(金) 午後 9:31